新堀排水路 (埼玉県)とは? わかりやすく解説

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新堀排水路 (埼玉県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 23:26 UTC 版)

新堀排水路
白岡市太田新井地区(2011年10月)
水系 一級水系 利根川
種別 普通河川
延長 4.0[1] km
流域面積 8.0[1] km²
水源 黒浜上沼蓮田市
河口・合流先 隼人堀川(白岡市)
流域 埼玉県
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新堀排水路記念碑(2011年12月)
岩槻区鹿室に所在する暗渠区間の呑口

新堀排水路(しんほりはいすいろ)は、埼玉県蓮田市さいたま市岩槻区白岡市を流れる農業排水路である。新堀(しんほり)とも称される。

地理

新堀排水路は、黒浜上沼(蓮田市)に源を発し、蓮田市、さいたま市岩槻区を流れ、白岡市太田新井と南埼玉郡宮代町金原の境界で隼人堀川右岸に合流する延長4 km、流域面積は8 km2の農業排水路である。源流の付近に元荒川が流れているが古隅田川同様、そちらの方向には流下せず、概ね北東方向に流下し途中、大宮台地の支台である慈恩寺支台と内牧支台の2箇所を暗渠で横断し、それらの台地の谷間を流下する黒沼用水伏越で立体交差する。

歴史

1868年明治元年)、山城堀(古隅田川の源流、戸田忠昌も参照)に代わる排水路として開削された。以来、何回も改修工事が行われており、特に太平洋戦争前後に行われた工事では、台地を横断し日光御成街道(現在の埼玉県道65号さいたま幸手線)と交差する暗渠部分で地表面が戦時中の資材不足に起因する陥没事故を起こす難工事となり、現在の構造物が竣工したのは排水路の開削から111年が経過した1979年昭和54年)4月の事だった。

日光御成街道と新堀排水路が交差する地点に当川の記念碑が設立されている。

橋梁

新堀排水路と隼人堀川の合流点

周辺の施設

  • 宝国寺・宝国寺幼稚園
  • 城址岩槻霊園
  • 水と緑のふれあいロード
  • 新堀伏越(新堀サイフォン)
  • 金原運動公園(はらっパーク宮代)

脚注

  1. ^ a b 新堀排水路記念碑 碑文(2011年12月18日確認)

参考文献

  • 新堀排水路土地改良区記念碑 1979年(昭和54年)9月建立

関連項目

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