捕食者の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/05 19:36 UTC 版)
捕食者から逃れるための形質を持つ生物は多いが、それを作るのにコストがかかるとしたら、捕食者がいるときだけ作ることが有利になる。ミジンコのなかには、捕食者のにおいを感知すると、捕食者から身を守るための突起を発達させるものがいる。エゾアカガエルの幼生は、捕食者としてエゾサンショウウオ幼生がいると膨満型、オオルリボシヤンマのヤゴがいると高尾型と呼ばれる、それぞれの捕食者から逃れるのに適した形態になる。
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