戀ざめとは? わかりやすく解説

こい‐ざめ〔こひ‐〕【恋醒め】

読み方:こいざめ

恋の熱が薄らぐこと。

「—には、えおぼされじと見るはいかが」〈夜の寝覚・四〉


恋ざめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/08 13:37 UTC 版)

恋ざめ』(こいざめ)は、小栗風葉の小説。明治40年(1907年) - 明治41年(1908年)に『日本新聞』に掲載され、明治41年(1908年)4月に刊行された。

房州那古の海岸で吉田(34歳)とその友人の妹百合子は恋に落ちるが、恋に恋する少女は中年男の愛欲におどろき、逃れ去るという内容である。

風葉が田山花袋との会話のうちに、恋愛といえば若者のそればかりが描かれるが、「中年の恋」というのがあってもいいのではないかというところから描いたものである。しかし、花袋が書いた「蒲団」のほうがはるかに文壇で評判となり、風葉は己れの考えの浅かったことを恥じたという。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戀ざめ」の関連用語

戀ざめのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戀ざめのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの恋ざめ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS