御菩薩池の段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:57 UTC 版)
御菩薩池(現在の京都市北区上賀茂にある深泥池)まで六の君を担いできた石川悪右衛門だが、そこで疲労困憊して一息つく。意識を取り戻した六の君は「なぜこのような目に合わねばならないのか」と悪右衛門に問うたところ、悪右衛門は「御息所の邪魔になるから、この池に沈めて殺す」と答える。そして、重しになる石を六の君の袖に入れて池へ投げ込もうとしたところ、突如葦原から非人の大男が現れ、悪右衛門を投げ飛ばし、六の君を背負ってどこかに姿を消す。
※この「御菩薩池の段」の解説は、「芦屋道満大内鑑」の解説の一部です。
「御菩薩池の段」を含む「芦屋道満大内鑑」の記事については、「芦屋道満大内鑑」の概要を参照ください。
- 御菩薩池の段のページへのリンク