御分唐船とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 御分唐船の意味・解説 

御分唐船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 16:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

御分唐船(ごぶんとうせん)とは、鎌倉幕府の直営で日宋貿易に従事していた船。

その起源・内容は明らかではないが、文永元年(1264年)の追加法422条において大宰府に対して御分唐船の停止が命じられている。以後、鎌倉幕府は建長寺船のように民間貿易に依拠する形で輸入品を入手するようになった。その理由としては、モンゴル帝国南宋侵攻の本格化や北条時宗得宗家継承に伴う御代始徳政があったと考えられている。

参考文献

  • 長節子「御分唐船」(『国史大辞典 5』(吉川弘文館、1985年) ISBN 978-4-642-00505-0
  • 家永遵嗣「御分唐船」(『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523002-3

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御分唐船」の関連用語

御分唐船のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御分唐船のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの御分唐船 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS