御井神社 (斐川町)とは? わかりやすく解説

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御井神社 (斐川町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/18 14:05 UTC 版)

御井神社

拝殿
所在地 島根県出雲市斐川町直江2518
位置 北緯35度22分47.5秒
東経132度49分41秒
主祭神 木俣神
社格 式内社
郷社
本殿の様式 大社造
例祭 10月9日
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御井神社(みいじんじゃ)は島根県出雲市斐川町直江にある神社である。大国主の神話に登場する八上比売(やがみひめ)とその子である木俣神(このまたのかみ)にまつわる伝承のある神社で、安産の神として信仰されている。

祭神

  • 木俣神(御井神)

古事記』に描かれる大国主の神話に登場する。大穴牟遅神と結婚した八上比売は、子を身ごもり出雲国まで来たが、正妻の須勢理毘売を畏れ、生まれた子を木の俣に押し込んで因幡国に帰ってしまった。そのためにその子は木俣神と名づけられたとのことである。

歴史

出雲国風土記出雲郡条に記載された在神祇官社の御井社、延喜式神名帳出雲国出雲郡に記載された御井神社に比定される。社地の近くにはかつての大社造の社殿の遺構と考えられる9本柱の柱穴がある杉沢III遺跡が発掘されており、初期の社地と推定されている。

摂末社

  • 天神社
  • 実巽神社(じっそんじんじゃ) - 境外社、母神の八上比売を祀る

信仰

神社の近くに「生井(いくい)」、「福井(さくい)」、「綱長井(つながい)」と呼ばれる3つの井戸があり、八上比売が出産の時に産湯を使ったという伝承がある。元来この3つの井戸に対する信仰が神社に発展したものと考えられる。

参考文献




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