市村竹之丞とは? わかりやすく解説

市村竹之丞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 07:39 UTC 版)

根上り橘
渦巻

市村 竹之丞(いちむら たけのじょう)は歌舞伎役者の名跡。屋号は二代目までは不詳、三代目から五代目までは菊屋、六代目以降は橘屋。六代目以降の定紋根上り橘(ねあがり たちばな)、替紋は渦巻(うずまき)

三代目市村羽左衛門の初名で、二代目竹之丞のころまでは座元名として当主が用いていた。

  • 初 代 市村竹之丞
    • 上州の人、村山又三郎(贈初代市村宇左衛門)の門人、1628–86(座元 1652–64)。村山座の興行権を買い取りこれを市村座と改める。
    • 初代市村竹之丞 → 三代目市村宇左衛門
  • 二代目 市村竹之丞
    • 初代の甥で養子、1654–1718(座元 1664−79)。延宝7年 (1679) 座元を弟に譲って出家
    • 二代目市村竹之丞(=贈四代目市村宇左衛門)
  • 三代目 市村竹之丞
    • 五代目市村宇左衛門の女婿、1681–98(座元 1687–98)。実父は市村座の芝居茶屋・菊屋善兵衛。
    • 三代目市村竹之丞(=贈七代目市村宇左衛門)
  • 四代目 市村竹之丞
    • 三代目の弟、1699–1762(座元 1703–62)。実父は市村座の芝居茶屋・菊屋善兵衛。寛延元年 (1748) 「宇左衛門」を「羽左衛門」と改める。
    • 四代目市村竹之丞 → 八代目市村宇左衛門 → 八代目市村羽左衛門
  • 五代目 市村竹之丞
    • 十一代目市村羽左衛門の次男、1812–51(座元 1821–51)。
    • 市村豊松 → 市村亀之助 → 十二代目市村羽左衛門 → 五代目市村竹之丞




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