山本正美 (作曲家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山本正美 (作曲家)の意味・解説 

山本正美 (作曲家)

(岡本正美 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 13:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

山本 正美(やまもと まさみ、1932年昭和7年)12月25日 - 2003年平成15年)4月12日)は、日本の作曲家山本直純の妻。作曲家の山本純ノ介は長男、チェリストの山本祐ノ介は二男。東京藝術大学作曲科卒業。1981年、48歳にして長男の純ノ介と共に東京藝術大学大学院に入学し、話題となった。

岡本 正美(おかもと まさみ)名義で交響曲から歌曲・合唱曲まで幅広く手がけたが、その作風は、夫・直純の大衆に幅広く受け入れられるような作風とは違い、やや難解と見られがちな前衛風な響き、構成の作品が多い。上皇后美智子の詞に曲づけした「ねむの木の子守歌」が一般的によく知られている。

遠縁に吉永小百合がいる(山本正美の妹の夫の母が、吉永の母の従兄弟の妻と姉妹同士)[1]

という情報があるが、事実ではない。山本正美(旧姓.岡本)は3姉妹の3女で妹は存在しない。


また、佐良直美も遠縁にあたる(佐良の母方の大伯父である山口彰夫の妻と、吉永の母が姉妹同士)[1]

という点も、吉永小百合との遠縁関係がないので事実とは異なる。

代表的な作品

  • ねむの木の子守歌
  • 交響曲第1番『ジーザス・クライスト』
  • 交響曲第2番『はじめの園』
  • 交響曲第3番『ノアの方舟』
  • 交響曲第4番『アブラハムの聖召』
  • 交響曲第5番『エキソドス(出エジプト記)』
  • 交響曲第6番『ゴールデンスパーク』
  • 交響曲第7番
  • 交響組曲『日本のリズム』(スプリング・ハズ・カムを含む)3部作
  • チェロ協奏曲(第3楽章のみ独立して「アレグロ・アラ・ターラ」としてLPレコード化されている)
  • チェロ独奏の為の「エル・エム・ヘヴン」
  • 短歌による女声三部合唱曲「軽井沢の四季」(その1、その2)

脚注

  1. ^ a b 女性自身』1981年5月14日・21日合併号。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  山本正美 (作曲家)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山本正美 (作曲家)」の関連用語

山本正美 (作曲家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山本正美 (作曲家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山本正美 (作曲家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS