山添百合とは? わかりやすく解説

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山添百合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 03:39 UTC 版)

山添 百合(やまぞえ ゆり、1991年1月24日 - )は、日本競技かるた選手(八段)。京都府宇治市出身。京都市在住。

来歴

京都府宇治市で出生。幼少のころから童謡の歌詞を暗記し、周囲に歌って聞かせていた。

7歳の頃に小倉百人一首を全て暗記し、9歳で地元の競技かるた団体・京都小倉かるた会(旧京都府かるた協会)に入会、競技かるた選手として頭角を現す。

2009年京都大学文学部に入学。京都大学の競技かるた学生組織である京都大学かるた会のメンバーとして、1学年後輩の粂原圭太郎とともに京都大学を団体戦初優勝へと導き、黄金期を築く。

2013年より母校の洛南高等学校・附属中学校にて国語科教諭に着任し、教鞭を執るかたわら社会人選手として活動。

2014年の第58期クイーン位決定戦で初めて挑戦者となり、楠木早紀に敗れる。翌年の59期クイーン位決定戦で西日本代表として再びタイトルに挑戦する。名人位の粂原圭太郎京都大学の1学年後輩である[1]

2021年の第65期クイーン位決定戦で、本多恭子元クイーンをストレートで破り、初のクイーン位を獲得[2]。3回目の挑戦で悲願のクイーン位を奪取した。

2022年の第66期クイーン位決定戦で、矢野杏奈挑戦者をストレートで退け初防衛に成功。

2023年の第67期クイーン位決定戦で、三苫成挑戦者をストレートで退け、2度目の防衛を果たした。これにより、第65期からの戦績は9勝0敗となり、楠木早紀元クイーン以来4人目の永世クイーンへの期待がかかる。

競技スタイル

競技スタイルは、相手陣に重きを置いて攻めながら自陣もしっかりと取るオールラウンダー型。基本に忠実な攻めがるたである。

出典




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