層の像関手とは? わかりやすく解説

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層の像関手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 14:47 UTC 版)

層の像関手(image functors)は、層理論において4つの像関手が合流する層[訳語疑問点]で、さまざまな意味で展開されている。

位相空間連続写像 f : XY に対し、位相空間上のアーベル群の層の Sh(–) が与えられる。 このとき、 像関手が持つといえるのは、次の4つの性質である。[訳語疑問点]

  • 直接像 f: Sh( X ) → Sh( Y )
  • 逆像 f *: Sh( Y ) → Sh( X )
  • コンパクトな台 f による直接像 f! : Sh( X )→Sh( Y )
  • 例外的な逆像 Rf ! : D(Sh( Y )) → D(Sh( X ))

ここで記号「!」は「シュリーク(shriek)」(感嘆符の俗語)と発音されることが多く、シュリークのついた写像は「f シュリーク」と読まれ、シュリークが下付きや上付きである場合は「f lower shriek」や「f upper shriek」とそれぞれ呼ばれる。

例外的な逆像は、一般に導出圏の水準でのみ定義され、同様の配慮がスキーム上のエタール層にも適用されている。

参考文献




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