尻羽岬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 17:53 UTC 版)
尻羽岬(しれぱみさき)は、北海道釧路総合振興局釧路町にある岬である。一帯は厚岸霧多布昆布森国定公園に指定されている[1]。釧路町の最東端に位置する。
概要
昆布森から尻羽岬にかけては海食崖が連続する海岸段丘となっており、その最東端に位置するのが当岬である[2]。先端部の崖下には鳥居が建てられた帆掛岩が存在する[3]。正面に見えるのが大黒島である[1]。
アヤメの群生地が広がっている[4]。また、ゼニガタアザラシやラッコを見ることができる[5][6]。
地名の由来
アイヌ語で「地の頭の出ている岬」を意味するシレパに由来する[7]。
関連項目
出典
- ^ a b “厚岸霧多布昆布森国定公園 - 環境生活部自然環境局”. www.pref.hokkaido.lg.jp. 2025年2月17日閲覧。
- ^ 荒沢勝太郎『北海道ハマナスの旅』北海道新聞社、1978年6月、113頁。doi:10.11501/9490760。
- ^ “釧路観光連盟【公式】のポスト”. 2025年2月18日閲覧。
- ^ 『新日本百景 : 自然歳時記 2 (海と岬と島)』集英社、1987年8月、125頁。doi:10.11501/12677858。
- ^ “ゼニガタアザラシ救え自然保護協会のり出す”. 水産界 (大日本水産会) (1219): 74. (1986-08). doi:10.11501/3353906.
- ^ “釧路・道東の観光なら釧路タクシーにおまかせ下さい。”. 北海道交運事業協同組合. 2025年2月17日閲覧。
- ^ “厚岸道立自然公園”. 北海道環境生活部環境局自然環境課. 2013年5月6日閲覧。[リンク切れ]
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