小鹿田焼技術保存会とは? わかりやすく解説

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小鹿田焼技術保存会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 10:04 UTC 版)

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小鹿田焼技術保存会(おんたやきぎじゅつほぞんかい)は、大分県日田市にある、小鹿田焼の窯元によって構成される団体である。1995年平成7年)に工芸技術としての小鹿田焼が重要無形文化財に指定された際、当保存会が重要無形文化財の保持団体に認定されている。

概要

小鹿田焼の窯元は代々長子相続で技術を伝え、弟子を取らなかったため、開窯以来の伝統的な技法がよく保存されている。現存する10軒の窯元は全て、開窯時から続く柳瀬家、黒木家、坂本家の子孫にあたる。10軒の窯元では、共同で土採りを行ったり、作品に個人銘を入れることを慎むなど、小鹿田焼の品質やイメージを守る取り組みを行っている。

重要無形文化財の保持団体

大分県日田市皿山地区の在来の小鹿田焼の窯元10軒により構成される団体で、文化財保護法第71条の規定に基づき、1995年(平成7年)に重要無形文化財の保持団体に認定された。

陶芸分野の重要無形文化財の保持団体の認定は、ほかに佐賀県有田の色絵磁器である柿右衛門(濁手)の「柿右衛門製陶技術保存会」、色鍋島の「色鍋島今右衛門技術保存会」がある。

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