小野裕三とは? わかりやすく解説

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小野裕三

小野裕三の俳句

〈王〉の耳ひとつ多し神無月
「あの高いところまで行きたいな」ビーチサンダルやわらか
あじさいが郵便局を開きけり
この海の黙約われら被爆国
その街に失語症の雪が降りました
とろろ汁パンダがごろごろしている
また蚊がおりますぞ放哉先生
もう空を飛べるはずです茄子の花
イルカショー始まる淋しき国家
オーロラの家たくさんの鍵を持つ
ギリシア人夜の魚を食べにけり
サリンの忌規則正しい黒い曲線
メキシコ料理店のように大降り
三月十日獏は何喰らう翳か
侍をたくさん噴いて弥生山
全身で露草の道ゆきにけり
冬夕暮アジアのうたをうたうべし
冬帽よわたくしの好きな体温
冬眠をひとつぶひとつぶ戻しけり
勇気その他ぜんぶ並べて山滴る
品川はみな鳥のような人たち
夏空に龍の仕組みのありにけり
夕焼は彼方ニューヨーク大空襲
寒夕焼ピノキオはまだ生乾き
帝政が始まる月光のバス通り
年神に見せる乳歯の揃いけり
捨扇三島由紀夫は死んだはず
春の夢何万トンの空だろう
月光のやがて聖徳太子かな
木星が近づいてくる蝉の島
林檎投げピンチランナー走りだす
枯蓮に抽き出しの音ありにけり
桃の花どすんと眠る高校生
炎天の端から端へ引越しぬ
煙草消し滝が滅んでゆきにけり
珍客の寝てばかりいる苔の花
白木蓮そこから先が夜の服
百年計画露草は雨降る単位
相談の終わった洋間梨の花
知らないなあだって君には翼があるし
紅葉且つ散る王家ほどの明るさ
若水を飲んで一周する生家
蛍が死んだらヘレン・ケラーのようだ
言い捨てて蝙蝠となる亭主かな
調伏のよう春の扉をきちんと閉める
釣瓶落とし魔球ばかりを投げてくる
階段教室アナグラムのように蟻
雨立ち込めて昆虫展の奥に人
風の身体持ち試着室を覗く夏
鳥籠に夜の位置あり魂迎
 



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