小菅白藤とは? わかりやすく解説

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小菅白藤

小菅白藤の俳句

いくたびも耳掻つかふ雪の底
かなかなの刻つかひ切り墜ちにけり
ていねいに刻つかひゐる蝸牛
ところてんいま一族の腹の中
一月や飛びそこなへし札一枚
冬泉水の炎をもてあそぶ
剃る顔のありて八月十五日
大寒や逝く順あらばどのあたり
姫神の水のきてゐる作り滝
寒鯉のうごく包みをもらひけり
小正月河童を釣りに出てゆけり
憎めざる最たるものの蝸牛
戦後なほ喪のかたちせる川とんぼ
水底に夜を明かしたる浮いて来い
海鳥の縄張りのなか代を掻く
満腹の牛に仕立てて年送る
熊汁や民話の遠野去りがたく
猿山の猿みなまろき十二月
睡蓮の水に片目をとられけり
緋牡丹の散りて己を納めたる
雪国の雪に馬肉をたくはへる
雪国の雪の底にて牛生まる
飲み友を地下に置き去る十三夜
 




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