専光寺 (刈谷市)とは? わかりやすく解説

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専光寺 (刈谷市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/30 01:34 UTC 版)

専光寺
所在地 愛知県刈谷市元町1丁目40
位置 北緯34度59分00.8秒 東経136度59分18.0秒 / 北緯34.983556度 東経136.988333度 / 34.983556; 136.988333座標: 北緯34度59分00.8秒 東経136度59分18.0秒 / 北緯34.983556度 東経136.988333度 / 34.983556; 136.988333
山号 鶯谷山
宗派 真宗大谷派
創建年 不詳
法人番号 4180305004682
専光寺
専光寺 (愛知県)
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専光寺(せんこうじ)は、愛知県刈谷市元町1丁目40にある真宗大谷派である。山号は鶯谷山。

歴史

創立年は不詳だが、もとは天台宗の寺院だった[1]室町時代蓮如がこの地を訪れた際、専光寺の住持だった慶念坊が蓮如の弟子となり、浄土真宗(現在は真宗大谷派)に改宗したとされている[1]

境内

本堂の前には1958年に刈谷市指定文化財(天然記念物)に指定されたクスノキの大木があり、このクスノキは蓮如の手植えであるとされる。環境省の巨樹巨木林データベースによると、このクスノキの幹周は6.4メートル、樹高は18メートルである[2]

専光寺の西100メートルには日蓮宗の長遠寺があり、西200メートルには曹洞宗海会寺がある。近代には碧海郡元刈谷村にあり、現在は刈谷市元町にある。

文化財

県指定文化財

  • 「往生要集」(書跡)[1] : 建保4年(1216年)と建長5年(1253年)に刊行された書物であり、6冊すべてが揃っている。
  • 「美濃国鍛冶系図」(書跡)[1] : 美濃国の刀鍛冶である関兼光の系図。

市指定文化財

  • 「絹本淡彩真慧上人画像」(絵画)[1][3]
  • 「地獄の絵巻物」(絵画)[1][3] : 江戸時代初期。狩野派による縦41cm×横189cmの絵巻物。
  • 「紺紙金泥大般若経」(古文書)[1][3]
  • 「専光寺のクスノキ」(天然記念物)[1][3]

現地情報

所在地
アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 刈谷市教育委員会・村瀬正章『歴史をたずねて』刈谷市教育委員会、1982年、pp.86-87
  2. ^ 環境庁『日本の巨樹・巨木林 東海版』大蔵省印刷局、1991年
  3. ^ a b c d 刈谷市の文化財一覧 刈谷市

参考文献

  • 環境庁『日本の巨樹・巨木林 東海版』大蔵省印刷局、1991年



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