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宮坂博文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/19 09:25 UTC 版)

宮坂 博文(みやさか ひろふみ、1925年 - 2013年)は、日本のテキスタイルデザイナー長野県岡谷市出身。

経歴

  • 1925年 現 岡谷市小井川の織物業を営む家に生まれる。
  • 1948年 商工省繊維工業試験所技官。
  • 岡谷ゴブラン工芸織物(株)を創立し、ゴブラン織信州紬等を製作する。
  • 1958年 日本繊維意匠センター登録デザイナー。
  • 第一回絹織物海外展 (サンフランシスコ)にて金賞。
  • 第二回絹織物海外展(マイアミ)にて金賞、銅賞。
  • 1960年 世界絹業博覧会(西独)にて金賞。
  • 1963年 国際インテリアデザイン賞。(日本人初)
  • 米国繊維ゼミナール(ロスアンゼルス)講師。
  • 帝国繊維㈱顧問デザイナー。
  • 1964年 日本グッドデザイン賞。
  • 繊維デザイン展審査員(4~46)
  • 1965年 日本インテリアデザイン協会正会員。
  • ベリエール壁画装飾、蚕糸会館壁面装飾製作。
  • 東京クラフトデザイン研究所主任教授。
  • 丸千織物工房主宰。

1981年 信州紬伝統工芸士認定。

  • 山梨県甲斐絹の復元に当る。
  • 沖縄県技術アドバイザー。山梨県技術アドバイザー。
  • 大百科事典(平凡社)項目の執筆。
  • 1983年 - 「信濃の織座」を呼称し、日本織座の会、幹事長。
  • 樋口一葉の衣服複製に携わる。(一葉記念会館)
  • 1985年 - 岡谷市議会議場壁面装飾製作。
  • 1990年 - 長野県デザインアドバイザー。
  • 1995年 - 長野県染織作家協会顧問・審査員。
  • この頃より、現 岡谷絹工房の顧問として15年以上にわたり岡谷市の絹織物文化育成を主導する。
  • 2000年 - 勲五等瑞宝章授与

主な展覧会

役職

  • 日本伝統工芸士会 副会長(1995)
  • 信州紬伝統工芸士会 会長(1985)
  • 長野県伝統工芸品産業振興協会 会長(1989)
  • 多摩美術大学特別講師 (1988)

参考文献

  • 岡谷蚕糸博物館紀要 第3号(1998)

ふるさと産業だより『岡谷絹工房-専門家育成と岡谷の織を再発見-』

  • 岡谷蚕糸博物館紀要 第5号(2000)

講演会記録"信州の紬作家展"1999.10.23 『紬の魅力と岡谷の絹織物の歴史』 講師:宮坂博文氏

  • 岡谷蚕糸博物館紀要 第7号(2002)

に夢を託して-ふるさと岡谷に絹の痕跡を残す-』

  • 月刊染織α 2006.8月号

『染め織り人の視点19 紬織博士 宮坂博文さんの直言』著:富山弘基




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