実正寺_(川口市)とは? わかりやすく解説

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実正寺 (川口市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/10 15:02 UTC 版)

実正寺
所在地 埼玉県川口市南鳩ヶ谷3-15-14
位置 北緯35度48分59.2秒 東経139度44分19.3秒 / 北緯35.816444度 東経139.738694度 / 35.816444; 139.738694座標: 北緯35度48分59.2秒 東経139度44分19.3秒 / 北緯35.816444度 東経139.738694度 / 35.816444; 139.738694
山号 光照山
院号 無量寿院
宗派 真言宗智山派
本尊 阿弥陀如来
中興年 戦国時代
中興 宥賢
札所等 武蔵国八十八ヶ所霊場第76番札所
文化財 元弘三年銘阿弥陀一尊板碑、寛文五年銘阿弥陀庚申塔(以上、川口市指定有形文化財)
公式サイト 【公式】真言宗智山派 実正寺
実正寺
実正寺 (埼玉県)
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実正寺(じっしょうじ)は、埼玉県川口市にある真言宗智山派寺院

歴史

創建年代は不明である。ただ、1546年弘治2年)寂の宥賢が中興していることから、それなりの古刹であることが推測される[1][2]

当寺の本尊阿弥陀如来像である。作者は恵心僧都源信とも春日仏師ともいわれている。また隣には地蔵菩薩像があり、弘法大師空海の作といわれている。左手が欠損しているので、補修したものの、間もなく元の欠損したままの像になってしまった。これは「高僧の作品に凡夫たる仏師が修復したからだ」ということになり、そのままになっている[1][2]

また当寺は、鳩ヶ谷八景「五反田の落雁」に指定されており、その石碑が建てられている[3]

文化財

  • 元弘三年銘阿弥陀一尊板碑(川口市指定有形文化財 昭和46年5月24日指定)[4]
  • 寛文五年銘阿弥陀庚申塔(川口市指定有形文化財 昭和58年4月1日指定)[5]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 実正寺の縁起実正寺
  2. ^ a b 実正寺真言宗智山派埼玉第一教区
  3. ^ 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年、90p
  4. ^ 元弘三年銘阿弥陀一尊板碑川口市立文化財センター
  5. ^ 寛文五年銘阿弥陀庚申塔川口市立文化財センター

参考文献

  • 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年

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