安値覚え

証券用語集

安値覚え

現在の株価水準が最も適切な水準であると錯覚し、上昇してもまたすぐに下落すると思い込んでしまうこと。
自分が保有している銘柄の株価が大きく値下がりした後に、このような錯覚を起こす危険性があります。株価の下落を忘れることができずに、現在の株価こそが適正な水準であると思い込んでしまい、その結果、相場の流れが変わって上昇基調に入ったとしても、またいずれは値下がりすると思ってしまうのです。このように安値覚えのクセがついてしまった銘柄に対しては、仮に上昇基調に入ったとしても、なかなか投資に踏み切ることができず、最終的には株価の値上がりを取り損なうことにもなりかねません。

商品先物取引用語集

安値覚え（やすねおぼえ）

相場が上昇し始めても以前付けた安値が忘れられず、また安くなることを期待して仕切りが遅くなったり、少し上がったところで売り建玉を仕込むことをいいます。
反意語：高値覚え

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「安値覚え」の例文・使い方・用例・文例

• 相場がまたすぐに下がるのではないかという安値覚えから、その投資家はABCの株を安値で買い損ねた。