宇内青津古墳群とは? わかりやすく解説

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宇内青津古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/01 14:50 UTC 版)

宇内青津古墳群(うないあおつこふんぐん)は、福島県会津坂下町にある、16基の古墳からなる古墳群である。

概要

前方後円墳13基と前方後方墳3基が残る全国有数の大型古墳群である。この古墳群の主要古墳のほとんどは前期古墳と考えられる。古墳時代前期を通じて古墳が継続的に築造された地域は、大和(現在の奈良県)などの中枢を除けば列島内を見渡してもほとんど存在しない。

古墳

  • 亀ヶ森・鎮守森古墳 - 国の史跡。亀ヶ森古墳は墳長127メートルで県下最大。
  • 杵ガ森古墳 - 東北地方最古級の古墳。4世紀初頭に築造。
  • 臼ガ森古墳
  • 長井前ノ山古墳 - 合掌天井式石棺出土。5世紀前半の築造。
  • 虚空蔵森古墳
  • 天神免古墳
  • 灰塚山古墳
  • 宮東1号墳
  • 雷神山1号墳
  • 森北1号墳
  • 鍛冶山4号墳
  • 出崎山1号墳
  • 出崎山2号墳
  • 出崎山3号墳
  • 出崎山4号墳

このほか杵ガ森古墳と臼ガ森古墳の間に、米ガ森古墳があったと伝えられている。

参考文献

  • 辻秀人 『東北古墳研究の原点・会津大塚山古墳』 シリーズ「遺跡を学ぶ」029、新泉社、2006年

関連項目




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