天狗と迦楼羅(カルラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:44 UTC 版)
烏天狗は、一説に仏法を守護する八部衆の一、迦楼羅が変化したものともいわれる。迦楼羅(ガルダ)はインド神話に出てくる巨鳥で、金色の翼を持ち頭に如意宝珠を頂き、つねに火焔を吐き、龍を常食としているとされる。奈良の興福寺の八部衆像の迦楼羅には翼が無いが、京都の三十三間堂の二十八部衆の迦楼羅は一般的な烏天狗のイメージそのものである。
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