天使のツラノカワとは? わかりやすく解説

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天使のツラノカワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/02 05:13 UTC 版)

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天使のツラノカワ』(てんしのツラノカワ)は、一条ゆかりによる日本漫画作品。

コーラス』(集英社)にて1999年6月号から2002年2・3月合併号まで全28話が連載された。単行本は全5巻、文庫本は全3巻。

あらすじ

牧師の娘の美花はクリスチャンとして慎ましく生きてきた。だが、幼なじみで恋人だった男に浮気され破局したのを皮切りに、転んで足を捻挫、自宅アパートに空き巣に入られ貯金を奪われるなど不幸が相次ぎ、神様なんかいないと悟る。生活費にさえ窮する美花は、偶然知り合った男に自分を買ってくれと頼む。

登場人物

篠原 美花(しのはら みか)
牧師の娘。19歳。大学1年生。クリスチャン。子供の頃からの習慣で、毎日神様に祈りを捧げ、飲酒・喫煙もしない真面目な性格。自覚は無いが、非常に堅く、世間知らず。
阿木 龍世(あぎ りゅうせい)
作家。32歳。小説家、エッセイスト、演出家、モデルなど多方面で活躍する。自身の恋愛経験を基に執筆した『カルナバルが終わったら』で新人賞を受賞し華々しいデビューを飾るが、小説はここ5年ほど書いていない。美花を10万で買うが、彼女のどこか人と違う思考回路が面白く、新しいおもちゃのような存在。彼女の純粋さゆえの言動に振り回される。
穂積 紫生(ほづみ しき)
フリーター。21歳。大学時代に『カルナバルが終わったら』を読んで衝撃を受け、大学を中退、南米への旅費を貯めるためにいくつものバイトをする。
美花の親友・恵美の彼氏だったが、他にも付き合っていた女が複数いた。美花の無自覚な嫉妬心で全員と別れる羽目になる。美花の実家の教会の壁画に描かれている天使にそっくり。
草薙 沙羅(くさなぎ しゃら)
曹洞宗の寺院の一人娘。19歳。龍世の姪。7歳の頃から龍世のことが好き。決して叶わない想いによるストレスを発散するため、また、いずれ婿養子を取って寺を継ぐ宿命から現実逃避するために、恋人のいる男ばかりをつまみ食いしては、多数の女から怨みを買っている。美花の彼氏とも浮気し、美花にとっては不幸の元凶になった悪魔のような女。

書誌情報

一条ゆかり 『天使のツラノカワ』





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