大峰八大金剛童子とは? わかりやすく解説

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大峰八大金剛童子

(大峯八大童子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/03 00:40 UTC 版)

大峰八大金剛童子(おおみねはちだいこんごうどうじ)とは古代末期から現代まで修験道の儀軌や教義書、縁起、役行者伝などに登場する金剛童子の総称。行者を守護する神格[1]で、峯中路の重要な宿で水のある場所に配されているとされている[2]。他に大峯金剛童子、八大金剛童子、大峯八大童子、大峯八大金剛童子、八大童子などとも称され、葛城山の七大童子と合わせて十五童子とも称される[3]。以下、本項目では特に断らない限り、「八大童子」とは不動明王の眷属神ではなく、大峰八大金剛童子を指すものとする。


  1. ^ 宮家[1986: 39-40]、鈴木[2001: 1013]
  2. ^ 宮家[1986: 40]
  3. ^ 定義・表記は小田[2010: 1]に従う。小田は各種の別称がある中から、両峯問答秘鈔、修験指南鈔、修験慧印三昧耶引導法、現代の教本で使われていることから「大峰八大金剛童子」の表記を採用している。大峰八大金剛童子の個々の童子名の同定まで含む概括的な研究が小田[2010]以外に存在しないことから、この表記を採用する。
  4. ^ a b 小田[2010: 2-6]、特に表2・表3・表4による。( )内は表記ゆれ。
  5. ^ a b 小田[2010: 2]
  6. ^ 例えば宮家[1986]、鈴木[2001]など
  7. ^ a b 小田[2010: 9]
  8. ^ a b 小田[2010: 7]
  9. ^ 小田[2010: 12]
  10. ^ 小田[2010: 5]
  11. ^ 小田[2010: 7-8]
  12. ^ 小田[2010: 5、8]
  13. ^ 小田[2010: 8]
  14. ^ 小田[2010: 8、10-11]
  15. ^ 小田[2010: 8-9]
  16. ^ a b 小田[2010: 11]


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