外套 (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 00:00 UTC 版)
「外套」(がいとう、露: Шинель)は、ニコライ・ゴーゴリの短編小説。1842年出版。
- ^ ドストエフスキーの全著作および書簡に、この言葉は存在しない(『作家の日記』に書いたとする松岡正剛の記述は誤り)。
この言葉(Nous sommes tous sortis du Manteau de Gogol)の初出は、フランスの外交官で文人のウージェーヌ=メルシオール・ド・ヴォギュエ(Eugène Melchior de Vogüé, 1848-1910)がその著作『ロシア小説』(Le Roman russe, 1886年刊)のドストエフスキーを論じた章で、「四十年来文学の歴史に深く関わってきた一人物」の口に託した言葉であり、それがあたかもドストエフスキーその人の発言であるかのように誤って広まったとされている(青山太郎著『ニコライ・ゴーゴリ』(河出書房新社、1986年9月)、411ページ)。 - ^ オーランドー・ファイジズ『ナターシャの踊り ロシア文化史』(鳥山祐介ほか訳、白水社、2021)の322p訳注1に、ヴォギュエの言葉とある。
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「外套 (小説)」の続きの解説一覧
- 1 外套 (小説)とは
- 2 外套 (小説)の概要
- 3 外部リンク
「外套 (小説)」の例文・使い方・用例・文例
- 冬用の外套
- 大外套に開いた穴がそれを着ていた人物が何発も撃たれたことを語っている。
- 彼は帽子をかぶり、外套を着たままで部屋の中に飛び込んできた。
- 私は外套なしで済ますことができる。
- 乗馬用上着[外套(がいとう)].
- 僕は外套が欲しいけれども買う金がない.
- 来年は外套を作り替えなければならない.
- こんな薄い外套はボストンでは防寒にならないよ.
- 外套を着る
- その国では年中外套を着ない
- 彼は外套を着ている
- 立派な外套を着た紳士
- この外套を着て行けば寒くない
- 外套を着ずには出られぬ
- 外套をひっかける
- 外套を脱ぐ
- 外套を脱ぐことはない
- どうぞ外套を脱がしてくれ給え
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