夕顔塚とは? わかりやすく解説

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夕顔塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 15:19 UTC 版)

夕顔塚

夕顔塚(ゆうがおづか)は、富山県高岡市戸出町1丁目(東町)にある尾崎康工の句が刻まれた句碑。太玄寺(元の六壁庵)境内の東隅に建てられている。

概要

高さ97cm、幅58cmの自然石に康工の句が刻まれている。 尾崎康工門下の尾崎玉可(古武屋玉河)が師に感謝するため、尾崎康工が結んだ六壁庵(現在の太玄寺)に句を刻んで建てた。尾崎玉可は、1813年(文化10年)8月15日の名月の夜、同志を集めて建塚の式典句会を催している。

夕顔塚には、「燈もひとつ また夕顔の 見えにけり」と刻まれている。

句碑は1958年(昭和33年)11月24日に戸出町文化財に指定された。夕顔塚の左には「道通天地有象外」と刻まれた碑が建てられているが、これは尾崎康工の子孫である尾崎常文(俳号:霞村)が、1915年(大正4年)7月に祖先である尾崎康工の徳を偲んで建てたものである。

参考文献

  • 高岡市戸出町史編纂委員会編『戸出町史』高岡市戸出町史刊行委員会、1972年



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