夏出の薬師堂とは? わかりやすく解説

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夏出の薬師堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 14:57 UTC 版)

夏出の薬師堂
所在地 福島県郡山市逢瀬町夏出字舘下16
位置 北緯37度27分1.0秒 東経140度16分29.5秒 / 北緯37.450278度 東経140.274861度 / 37.450278; 140.274861座標: 北緯37度27分1.0秒 東経140度16分29.5秒 / 北緯37.450278度 東経140.274861度 / 37.450278; 140.274861
本尊 薬師如来
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夏出の薬師堂(なついでのやくしどう)は、福島県郡山市逢瀬町夏出にある仏堂。堂の中に安置された木造薬師如来坐像が郡山市指定重要有形文化財に、また、境内のイチョウ沈香の木はそれぞれ「夏出の大イチョウ」、「夏出の大キャラ」として郡山市指定天然記念物に指定されている[1]

沿革

かつて、この地には瑠璃光山円福寺という寺があったが廃寺となり、この薬師堂のみが残ったもの。

1841年(天保12年)に編集された二本松藩の歴史書「相生集」にこの薬師堂についての記録が残されており、それによると木造薬師如来坐像は運慶の作で、ある盲人がこの薬師堂を建てたところ、目が見えるようになったことから、江戸時代には参詣客で賑わったという[2]

文化財

  • 木造薬師如来坐像 - 像高130cm、膝の幅120cm、杉材を用いた寄木造で運慶の作と伝わる[3]薬師如来像。郡山市指定重要有形文化財[4]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 郡山市逢瀬町の観光情報(郡山市観光協会)
  2. ^ 木造薬師如来坐像 郡山市教育委員会 現地案内板より
  3. ^ ただし作風などから運慶作ではないとみられる
  4. ^ 郡山市の文化財 > 西部(逢瀬町・片平町・熱海町)”. 郡山市公式ウェブサイト. 郡山市. 2017年12月27日閲覧。



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