堤邦彦 (国文学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 堤邦彦 (国文学者)の意味・解説 

堤邦彦 (国文学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 02:39 UTC 版)

堤 邦彦(つつみ くにひこ、1953年[1] - )は、日本国文学者京都精華大学人文学部教授。 説話・伝承学会委員。主に近世文学怪談の研究を行っている[1]

経歴・人物

東京生まれ[1]。1975年慶應義塾大学文学部卒業。1979年同大学院修士課程修了。1983年博士課程満期退学[2]京都精華大学の教員となった後、1995年に「近世仏教説話の研究:唱導と文芸」により、慶應義塾大学から博士(文学)の学位を取得[3]

2015年から怪談朗読団体「百物語の館」の元締めとして古典怪談を読む会を主宰する[1]

著書

単著

  • 『近世仏教説話の研究 唱導と文芸』(翰林書房) 1996
  • 『近世説話と禅僧』(和泉書院) 1999
  • 『江戸の怪異譚:地下水脈の系譜』(ぺりかん社) 2004
  • 『女人蛇体 偏愛の江戸怪談史』(角川学芸出版角川叢書) 2006
  • 『現代語で読む「江戸怪談」傑作選』(祥伝社新書) 2008
  • 『江戸の高僧伝説』(三弥井書店) 2008
  • 『絵伝と縁起の近世僧坊文芸 聖なる俗伝』(森話社) 2017

共編著

  • 『近世民間異聞怪談集成』(杉本好伸との共編著、国書刊行会、江戸怪異綺想文芸大系5) 2003
  • 『寺社縁起の文化学』(徳田和夫共編著、森話社) 2005
  • 番町皿屋敷』(四代目旭堂南陵共編著、国書刊行会、よみがえる講談の世界) 2006
  • 『遊楽と信仰の文化学』(徳田和夫共編著、森話社) 2010
  • 『異界百夜語り』(橋本章彦共編著、三弥井書店) 2014
  • 『俗化する宗教表象と明治時代 縁起・絵伝・怪異』(鈴木堅弘共編、三弥井書店) 2018

脚注

  1. ^ a b c d 堤邦彦×荒俣宏「鬼のいぬ間の妖怪放談」”. 京都国際マンガミュージアム. 2022年5月6日閲覧。
  2. ^ 研究者情報 堤邦彦”. 京都精華大学. 2016年3月19日閲覧。
  3. ^ 近世仏教説話の研究:唱導と文芸 堤邦彦”. 国立国会図書館. 2016年3月19日閲覧。

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」から堤邦彦 (国文学者)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から堤邦彦 (国文学者)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から堤邦彦 (国文学者) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「堤邦彦 (国文学者)」の関連用語

堤邦彦 (国文学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



堤邦彦 (国文学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの堤邦彦 (国文学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS