国鉄モハ30形電車とは? わかりやすく解説

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国鉄モハ30形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/22 13:11 UTC 版)

モハ30形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。1953年(昭和28年)6月1日に実施された車両形式称号規程改正(改番)により、国鉄の制式形式を与えられたのもとしては、全く出自の異なる2種が存在する。これら以外に、1943年(昭和18年)に戦時買収により国有鉄道籍を得たもののうち、鶴見臨港鉄道と豊川鉄道にモハ30形が存在した。これらは、国有化後も私鉄時代の番号のまま使用された。

  • 初代 - 1926年(大正15年)から1928年(昭和3年)にかけて製造された、車体長17m級3扉ロングシートの制御電動車。国有鉄道初の鋼製電車で、モニター屋根が特徴である。205両が製造され、1953年の改番では、モハ11形等に改められた。詳細は国鉄30系電車#モハ30形を参照。
  • 2代目 - 1953年に、モハ40形の運転台を撤去して製作された中間電動車。車体長20m級3扉ロングシート車。当初はモハ40形800番台であったが、同年の改番によりモハ30形に改められた。詳細は国鉄40系電車#モハ40形の中間車化改造を参照。
  • 鶴見臨港鉄道モハ30形 - 1943年7月1日付けで国有化されたもの。買収後も私鉄時代の形式番号のまま使用されたが、1948年(昭和23年)に国鉄形式を与えられることなく廃車された。詳細は鶴見臨港鉄道の電車#モハ30形を参照。
  • 豊川鉄道モハ30形 - 1943年8月1日付けで国有化されたもの。買収後も私鉄時代の形式番号のまま使用されたが、1953年に国鉄形式を与えられ、モハ1610形となった。詳細は豊川鉄道・鳳来寺鉄道・田口鉄道の電車#モハ30形を参照。




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