国鉄クモエ21形電車とは? わかりやすく解説

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国鉄クモエ21形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 13:33 UTC 版)

クモエ21001
クモエ21800

クモエ21形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。

概要

車体長17m級の半鋼製事業用制御電動車救援車)に与えられた形式で、1963年(昭和38年)から1970年(昭和45年)にかけてクモハ11形の改造により10両が製作された。改造種車の出自により2系統に分かれるが、配置区の事情に応じて形態の個体差が大きい。

クモエ21000 - 003, 005
クモハ11形100・150番台の改造車。詳細は国鉄30系電車#救援車への改造を参照。
クモエ21004, 006 - 009
クモハ11形200番台の改造車。詳細は国鉄31系電車#救援車への改造を参照。
クモエ21800
クモエ21008を1975年(昭和50年)に低屋根改造したもの。詳細は国鉄31系電車#救援車への改造を参照。

最後まで残ったクモエ21001とクモエ21800はいずれも国鉄分割民営化直前(1986年度)に廃車となり、21001は栃木県下野市の日酸公園に、21800は静岡県浜松市天竜区佐久間レールパークに保存された。21800はのちに解体され、21001のみ現存する。

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