国家社会主義者同盟とは? わかりやすく解説

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国家社会主義者同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 22:58 UTC 版)

国家社会主義者同盟(こっかしゃかいしゅぎしゃどうめい)は、かつて存在した日本の政治団体[1][2]国家社会主義を標榜する日本で数少ない政治結社の一つ[3]。代表は篠原節(2013年10月没)[4]、副代表は瀬戸弘幸[5][6]1991年4月20日創立[7]埼玉県さいたま市に本部を持つ[3][6]。機関紙『DER GANZE HELD』(月刊)を発行していた[4]

民族思想研究会、世界戦略研究所、自然社会主義協会、国家社会主義日本労働者党の四団体が統合する形で結成された[2]。なお、以上の四団体は、国家社会主義者同盟へと統合したのちも、個別の活動を継続している。

脚注

  1. ^ 総務省の政治団体一覧に載っていない
  2. ^ a b 瀬戸、44-45頁
  3. ^ a b 鶴見、74-77, 119頁
  4. ^ a b 羽柴、91-96頁
  5. ^ 樋口直人「「行動する保守」の論理(7)──右翼に弟子入りしたη氏の場合──」大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター年報 (10), 64-72, 2013
  6. ^ a b 有門大輔 (2013年10月20日). “行動の軌跡と今後の闘争!”. 勤皇志士による鎖国的極右評論『侍蟻 SamuraiAri』. 2016年8月20日閲覧。
  7. ^ 沿革”. 国家社会主義日本労働者党. 2016年8月20日閲覧。

参考文献

  • 瀬戸弘幸「日の丸右翼からナチズム極右へ、そして今……。」佐藤卓己編、日本ナチ・カルチャー研究会著『ヒトラーの呪縛』飛鳥新社、2000年、42-49頁
  • 鶴見済『無気力製造工場』太田出版、1994年
  • 羽柴康人「「政治的に正しい」ジャーナリズムのヒトラー」佐藤卓己編著『ヒトラーの呪縛(上)――日本ナチカル研究序説』中公文庫、2015年、58-96頁
  • 樋口直人「「行動する保守」の論理(7)──「ネット右翼のカリスマ」Z氏の場合──」茨城大学地域総合研究所年報 46, 81-90, 2013-03-31,茨城大学地域総合研究所

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