同位の原理とは? わかりやすく解説

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同位の原理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 03:37 UTC 版)

同位の原理(どういのげんり)は国際動物命名規約に定められた原理の1つ。動物命名法上、新しい学名を公表する行為は、関連する他の階級に、自動的かつ同時に、同一のタイプを持つ学名を設立するというもの[1]。そのようにして設立された名前の著者名の引用は、実際に公表された名前の引用と同一である。自動的に設立された名前が適用されるタクソンが実際にあるかどうかは重要ではない。そのようなタクソンがいずれかの時点で認識された場合、それに使用できる名前があらかじめ存在するということである。


  1. ^ 属を細分する一語名による階級は亜属とみなされる(条10.4)。たとえば属の中でsection(節)という階級が用いられていたとしても、それは亜属とみなされる。ただしsuperspeciesのような種集群は別である。
  1. ^ ICZN glossary”. International Code of Zoological Nomenclature. 2009年5月24日閲覧。


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