古沢典子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 古沢典子の意味・解説 

古沢典子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 13:31 UTC 版)

古沢 典子(ふるさわ ふみこ、1917年 - )は、日本の校正者日本語教師

経歴

1917年、東京に生まれる。1939年、東京女子高等師範学校文科を卒業し、女学校に就職する。女学校に植物の講師として来ていた今井善孝[1]の伝手で、1942年、雑誌「科学知識[2]」の編集・校正などに携わるも、戦争のため中断する。1949年、岩波書店に入社、校正課に勤務する。そのとき岩波書店に在職していた西島九州男、梅徳[3]を二人の師とした。1961年、岩波書店を退職、岩波書店四月会会員となり、自宅校正(外校正)を担当する。

1961年、外国人のための日本語教師養成機関を経て、1967年より早稲田大学語学教育研究所講座講師に。日本語教師連盟、日本語教育学会に所属。1969年より1980年まで日本エディタースクール講師、校正技能審査試験審査委員に。1977年から1979年8月まで韓国ソウル国際大学に日本語教師として勤務[4]

著作

  • 『校正の散歩道』(日本エディタースクール、1979年9月刊行。雑誌「Editor エディター」(日本エディタースクール出版部)の連載をもとにまとめたもの)

脚注

  1. ^ 当時、雑誌「科学知識」の編集主任になった。
  2. ^ 日本科学協会を参照。
  3. ^ 法学者梅謙次郎の次男
  4. ^ 経歴については『校正の散歩道』(日本エディタースクール、1979年)巻末の著者紹介を参照した。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  古沢典子のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

古沢典子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



古沢典子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの古沢典子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS