南東戦線_(ロシア内戦)とは? わかりやすく解説

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南東戦線 (ロシア内戦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 22:31 UTC 版)

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南東戦線
Юго-Восточный фронт
創設 1919年9月30日 - 1920年1月16日
解散後 カフカース戦線へ改組
国籍 ロシア社会主義連邦ソビエト共和国
軍種  赤軍
主な戦歴 ロシア内戦
参謀長 フョードル・アファナシエフロシア語版
セミョーン・プガチョフロシア語版
著名な司令官 ヴァシリー・ショーリンロシア語版

南東戦線(なんとうせんせん、ロシア語: Юго-Восточный фронт)は、ロシア内戦中の1919年から1920年にかけて赤軍に形成されていた編制。

沿革

1919年9月30日の南部戦線ロシア語版V・I・ショーリン特別グループの大委員会指令により、サラトフを本部として編制され、翌1920年1月16日にカフカース戦線 (ru) へと改組された[1][2]

南東戦線はノヴォチェルカッスクツァリーツィン線上のアントーン・デニーキン軍を撃破し、ドン軍管州を占領する任を負っていた。10月に戦線の部隊はウスチ・メドヴェディツカヤロシア語版イロヴリンスカヤロシア語版カムィシンホピョール川ロシア語版沿岸で展開されたマーモントフ騎兵軍の襲撃ロシア語版を防御し、翌11月からは南部戦線とともに戦略的攻勢に参加。同月から翌12月にかけてのホピョール・ドン作戦でホピョール川を渡河し、翌1920年1月3日にツァリーツィンを占領してからはノヴォホピョールスクロシア語版ウリュピンスクロシア語版カラチロシア語版も攻略した。ロストフ・ノヴォチェルカッスク作戦 (ru) においてドン軍ロシア語版を撃破し、1月7日にノヴォチェルカッスクを占領した[1][2]

構成

司令官[1]

  • ヴァシリー・ショーリンロシア語版(1919年9月30日 - 1920年1月16日)

革命軍事会議メンバー[1]

参謀長[1]

  • フョードル・アファナシエフロシア語版(1919年10月1日 - 1920年1月4日)
  • セミョーン・プガチョフロシア語版(1920年1月4日 - 16日)

部隊[1][2]

  • 第9軍
  • 第10軍
  • 第11軍(1919年10月14日から)
  • 第8軍ロシア語版(1920年1月10日から)
  • 第1騎兵軍ロシア語版(1920年1月10日から)
  • 予備軍(ru, 1919年10月 - 1920年2月)
  • ペンザ要塞地区
  • ヴォルガ・カスピ小艦隊(ru, 1919年10月14日から)

脚注

  1. ^ a b c d e f М. : Гражданская война и военная интервенция в СССР: Энциклопедия. — (Советская энциклопедия / гл. ред. С. С. Хромов ; 1983).
  2. ^ a b c Центральный государственный архив Советской армии / Л. В. Двойных, Т. Ф Каряева, М. В. Стеганцев — Minneapolis, Minnesota: East View Publications, 1991. — Т. 1 в 2 томах. — 408 с. — ISBN 1-879944-02-2.



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