医薬品インタビューフォーム
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医薬品インタビューフォームまたはインタビューフォーム(略称IF)とは、処方箋医薬品の添付文書では不十分な情報を補うために企業から提供される総合的な情報提供書である[1][2]。日本病院薬剤師会が要領を策定して、作成と配布を製薬企業に依頼している[1]。製品の薬学的特徴、製剤の安定性、注射剤の溶解後の安定性、使用上の注意の設定理由、毒性などといった薬剤師が必要とする医薬品情報のうち、添付文書では十分に得られない情報を収載している。現行では、電子化(e-IF)により、PDFファイルにて配布されている。
- ^ a b c d e f 日本臨床薬理学会『臨床薬理学』医学書院、2011年、第3版、373頁。ISBN 978-4260012324。
- ^ 医薬品インタビューフォーム 製薬業界 用語辞典 Answers
- ^ 橋田亨(編集)、西岡弘晶(編集)『薬剤師レジデントマニュアル』医学書院、2013年、18頁。ISBN 978-4-260-01756-5。
- ^ 『向精神薬・身体疾患治療薬の相互作用に関する指針』藤井康男(編集)、稲垣中(編集協力)、星和書店〈日本総合病院精神医学会治療指針5〉、2011年10月、v。ISBN 978-4791107902。
- ^ 伊賀立二「我国における現状一添付文書の見直し」『薬物動態』第11巻第3号、日本薬物動態学会、1996年、 309-314頁、 doi:10.2133/dmpk.11.309。
- ^ 厚生省 (1996年5月15日). “平成6~7年度厚生科学研究費補助金「薬物療法等有用性向上推進研究事業」研究課題「医療用医薬品添付文書の見直し等に関する研究班」報告について” 2015年5月15日閲覧。による、1996年の添付文書見直しも参照。
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