北恵那鉄道ト101形貨車とは? わかりやすく解説

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北恵那鉄道ト101形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 08:03 UTC 版)

北恵那鉄道ト101形貨車(きたえなてつどうト101がたかしゃ)とは、かつて北恵那鉄道北恵那鉄道線で運用された貨車無蓋車)である。

概要

  • 1924年(大正13年)5月、北恵那鉄道が開業時に新造した日本車輌製造製の2軸無蓋車フト101形である。10両が製造された。ブレーキはハンドブレーキであったが、1963年(昭和38年)に空気ブレーキに改造。同時に形式をト101形に改称している。北恵那鉄道の貨物輸送は木材輸送が主であったが、木材専用の貨車は所有しておらず、もっぱらこのト101形が木材輸送に使用されていたという。
  • 北恵那鉄道は国鉄と連帯運輸契約を結んでおり、中津町駅中央本線中津川駅の間に約500mほどの貨物連絡線路が敷設されており、貨車の乗り入れが行われていたが、ト101形はワム301形のように国鉄乗入許可車両ではなく、社内専用であった。
  • 貨物輸送量の減少とともに廃車され、末期は工事資材運搬用に使用された。5両(105・107・109・110)が1978年(昭和53年)の北恵那鉄道線廃止まで在籍していた。

主要諸元

  • 最大寸法:
全長:6,502mm
全幅:2,413mm
全高:2,527mm
  • 自重:6.2~6.4t (車両により異なる)
  • 荷重:10t

参考文献





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