化生寺とは? わかりやすく解説

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化生寺

読み方:カセイジ(kaseiji)

宗派 曹洞宗

所在 岡山県真庭郡勝山町

本尊 釈迦如来、玉大権現十一面観世音菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

化生寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 23:15 UTC 版)

化生寺
所在地 岡山県真庭市勝山748
位置 北緯35度05分04.3秒 東経133度41分35.1秒 / 北緯35.084528度 東経133.693083度 / 35.084528; 133.693083座標: 北緯35度05分04.3秒 東経133度41分35.1秒 / 北緯35.084528度 東経133.693083度 / 35.084528; 133.693083
山号 玉雲山
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観音菩薩
創建年 明徳元年(1392年
開基 三浦貞宗
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化生寺(かせいじ)は岡山県真庭市勝山にある曹洞宗寺院本尊十一面観音菩薩九尾の狐玉藻前伝説の殺生石が祀られていることで知られる[1]

西隣りには化生寺を鎮守する玉雲宮(たまもりぐう。玉雲大権現とも)がある。

歴史

明徳元年(1392年)創建。当時の領主である三浦貞宗が、源翁心昭禅師を招いて開いたのが始まりとされる。戦国時代の兵火により衰退した後、慶長3年に再建された[2]

伝承

平安時代後期に鳥羽上皇の寵愛を受けた伝説上の美女である玉藻前の正体は白面金毛九尾の古狐であり「化生(かせい)の前」とも呼ばれる。大祈祷の末に正体を現した妖狐が那須野原へ飛び去った後、玉藻前は石と化し、源翁和尚の法力によって複数に割られるが、それらが落下したのが、越後国高田(現在の新潟県上越市)、安芸国高田(現在の広島県安芸高田市)、豊後国高田(大分県豊後高田市)とともに美作国高田(勝山の旧地名)であった[3]

関連する催事

隣接する玉雲宮では、高田神社 (真庭市)・高応神社・一宮神社・鈴神社とともに勝山喧嘩だんじりもおこなわれる[4]

脚注

  1. ^ 真庭観光局公式サイト 真庭観光WEB”. 一般社団法人 真庭観光局. 2025年5月14日閲覧。
  2. ^ 真庭市勝山観光・旅行見所ナビ”. 2025年5月14日閲覧。
  3. ^ 津山瓦版「勝山【殺生石】美作国theミステリースポット」”. (有)アド・デザイン (2013年12月8日). 2025年5月14日閲覧。
  4. ^ 全国観光情報データベース「岡山県真庭市 勝山喧嘩だんじり」”. 公益社団法人 日本観光振興協会 (2025年3月5日). 2025年5月14日閲覧。

外部リンク



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