加藤月叟
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加藤 月叟(かとう げっそう、1952年 - 2020年4月30日)は、日本の臨済宗の僧。諱は義観(ぎかん)。室号は蒼龍窟(そうりゅうくつ)。
来歴
福井県に生まれる。
1978年(昭和53年)、東京都練馬区の廣徳寺・福富雪底の下で得度した。翌年に圓福僧堂に掛搭し、西片擔雪のもと、法統を継ぐ。
1993年(平成5年)、大徳寺派下生庵(滋賀県)の住職となる。1998年(平成10年)、圓福寺(京都府八幡市)に転住し、僧堂師家に就任した。同寺では本堂・庫裏の再建を手がけ、2003年(平成15年)に落慶した。
2005年(平成17年)、妙心寺の第七百一世住持となる歴住開堂式をおこなう。2011年(平成23年)、海清寺に転住した。
2020年(令和2年)4月30日に遷化した[1]。
脚注
- ^ 江湖道場 圓福寺[要文献特定詳細情報]
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