KIMURA (漫画)とは? わかりやすく解説

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KIMURA (漫画)

(力道山プロレス地獄変 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 02:01 UTC 版)

KIMURA
ジャンル 青年漫画格闘漫画、伝記漫画
漫画:KIMURA
原作・原案など 増田俊也(原作)
作画 原田久仁信
出版社 双葉社
掲載誌 週刊大衆
レーベル 双葉社コミックス
発表号 2013年4月15日号 - 2016年
巻数 全13巻
『KIMURA』vol.0 - 10
『力道山プロレス地獄変』上・下
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

KIMURA』(キムラ)は、増田俊也原作、原田久仁信作画による日本漫画作品。柔道家木村政彦の伝記漫画で、増田俊也のノンフィクション作品『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)のコミカライズ。原田久仁信の作画で多くの新しいキャラクターが登場するなど、ストーリーを初めとして大きく変更している[1]

2013年4月15日発売の『週刊大衆』(双葉社)で連載がスタートしたが、木村政彦の幼少期から入る評伝ではなく、増田の北海道大学柔道部時代の後輩・中井祐樹ジェラルド・ゴルドーヒクソン・グレイシーと戦う場面などは『VTJ前夜の中井祐樹』を、他にも『七帝柔道記』(角川書店)を出典とするエピソードもあり、増田もブログ上で言及している[2]

このほかアントニオ猪木VSウィレム・ルスカの異種格闘技戦、ジャイアント馬場の事務所に木村の愛弟子岩釣兼生が殴り込みに行く場面、猪瀬直樹が作家時代に木村政彦の自宅に取材へ行く場面などが描かれた最初の単行本は、2013年10月23日、異例の「第0巻(プロローグ編)」として発売、同時発売された第1巻が「木村政彦幼少編」となっている[1]

完結編は『力道山プロレス地獄変 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか-最終章-』上下巻として刊行された。

男の星座たちに捧げる

本作は、『週刊大衆』の扉画にも単行本第0巻の扉にも、「男の星座たちに捧げる」と書かれている。『男の星座』は、梶原一騎原作、原田久仁信作画による梶原の自伝的漫画であるが、梶原の急逝により未完となった。増田と原田は『KIMURA』をその続編と位置づけ、『男の星座』を完結させるために「命がけで書いている」と宣言している[3]

書誌情報

脚注

  1. ^ a b 『KIMURA』0巻、1巻(双葉社)
  2. ^ 増田俊也公式ブログ[要出典]
  3. ^ 『KIMURA』0巻あとがき

関連項目

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