前川定理とは? わかりやすく解説

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まえかわ‐ていり〔まへかは‐〕【前川定理】

読み方:まえかわていり

折り紙平らに折って展開したとき、その折り線が交差する点に着目すると、山折り谷折りの線の数の差は、かならず±2となるという定理1980年代前川淳作が発表


前川定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/24 03:38 UTC 版)

前川定理は、折り紙の定理の一つであり、「平坦折りの折り目は、全ての頂点において山折りと谷折りの数の差が±2である」という定理である[1]折紙の数学研究者である前川淳にちなんで名付けられた。同様の定理がジャック・ジャスティン[2]や、前川以前にも村田三良によっても発見されていた[3]


  1. ^ Kasahara, K.; Takahama, T. (1987), Origami for the Connoisseur, New York: Japan Publications 
  2. ^ Justin, J. (June 1986), “Mathematics of origami, part 9”, British Origami: 28–30 .
  3. ^ Murata, S. (1966), “The theory of paper sculpture, II” (Japanese), Bulletin of Junior College of Art 5: 29–37 .
  4. ^ Hull, Thomas (1994), “On the mathematics of flat origamis”, Proceedings of the Twenty-fifth Southeastern International Conference on Combinatorics, Graph Theory and Computing (Boca Raton, FL, 1994), Congressus Numerantium, 100, pp. 215–224, MR1382321, http://www.organicorigami.com/thrackle/class/hon394/papers/HullOldFlatFoldabilityPaper.pdf . See in particular Theorem 3.1 and Corollary 3.2.


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