切添とは? わかりやすく解説

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切添

読み方:キリゾエ(kirizoe)

近世自己の所持地続き土地開墾すること、開墾され耕地


切添

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 15:36 UTC 版)

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切添(きりぞえ)とは江戸時代、本田畑の地続きの周辺の空地を農民たちが切り広げて開墾して、耕地にすること。「切開」・「持添」ともいう。百姓個人が開墾する小規模なものから、村主体で行う大規模なものまであった[1]

新林を植林する場合は、「立出(たてだし)」といって、区別した。

開発された切添新田は、鍬下年季のあと、年貢地とされ、新田検地帳に記載されたが、百姓は隠田にして、年貢の賦課を免れようとした[2]

脚注

  1. ^ 『岩波日本史辞典』監修:永原慶二、1999年、岩波書店
  2. ^ 「角川第二版日本史辞典」高柳光寿・竹内理三:編、1974年、角川書店


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