凝り形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 02:18 UTC 版)
石が密集し、その効果が重複して効率の悪い形になっていることを「凝り形」と呼ぶ。 白1と二間にヒラくと、黒2とコスミツケられ、白3となる。この場合、白の2つ並んだ石からは本来aくらいまでヒラきたいところであるにも拘わらず(二立三析)、狭く開いてしまっていることになる。これは効率が悪く、「凝り形」ということになる。 右下・左下はそれぞれ定石形であるが、黒1から白7と進行すると、結果として堅い黒7までの石から黒▲へと一間に狭くヒラいた形になっており、効率が悪い姿。黒はこうした凝り形にならないよう、黒1で別のカカリ方をするなど工夫をする必要がある。
※この「凝り形」の解説は、「形 (囲碁)」の解説の一部です。
「凝り形」を含む「形 (囲碁)」の記事については、「形 (囲碁)」の概要を参照ください。
- 凝り形のページへのリンク