佐伯昌長とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 佐伯昌長の意味・解説 

佐伯昌長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 07:45 UTC 版)

佐伯 昌長(さえき まさなが、生没年不詳)は、平安時代後期の神職陰陽師)。筑前国住吉神社神主佐伯昌助の弟。住吉昌長とも[1]。通称は小太夫

人物

治承3年(1179年)、兄昌助の伊豆国への配流に同行した。後に源頼朝に近侍し、1180年8月6日、頼朝は昌長と藤原邦通を呼んで占わせ挙兵の日を決めた[2]。頼朝が山木兼隆を襲撃する際に随行し[1]、昌長は天曹地府祭(六道冥官祭。陰陽道の祭祀)、永江頼隆は千度祓を以って戦勝祈願した[3]石橋山の戦いで敗戦後は伊豆山に避難した北条政子に随行した。

脚注

  1. ^ a b 平凡社 1935, p. 1706.
  2. ^ 朝陽会 1926, p. 627.
  3. ^ 国晃館 1913, p. 871.

参考文献

  • 『史料綜覧』(1926年、朝陽会)
  • 『大日本神祇史』(1913年、国晃館)
  • 『日本史蹟体系-第4巻』(1935年、平凡社)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  佐伯昌長のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐伯昌長」の関連用語

佐伯昌長のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐伯昌長のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐伯昌長 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS