伊予鉄道600系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:29 UTC 版)
伊予鉄道600系電車(いよてつどう600けいでんしゃ)は、1958年に製造されかつて伊予鉄道に在籍していた鉄道線用電車である。
注釈
- ^ この種の、重い主電動機を2両に各2基ずつ振り分け搭載し、主要機器も集約分散搭載することで各車両の自重を一定水準以下に抑制する設計は、同じ四国の高松琴平電気鉄道10000形電車で既に前例があった。
- ^ 端子電圧300V時1時間定格出力75kW、定格回転数1,290rpm。
- ^ 買収国電由来の車籍を持つ車両で、WNドライブをはじめとする無装架駆動方式を採用したのは、このモハ603が史上唯一である。
- ^ 伊予鉄道でも1965年の横河原線電化に伴う地上施設改良工事以降は、他社から車両を譲受して増備する方針に転じたこともあり、一般的な最大幅2,744mmを許容する建築限界に変更されている。
- ^ 端子電圧375V時1時間定格出力75kW、定格回転数1,492rpm。
- ^ 例えば神戸電気鉄道は1960年のデ300形でMB-3032-S2を採用したが、後継となる1965年のデ1000形でMB-3054-Bへ切り替えている。
- ^ 側枠の形状は全く同一で、しかも搭載される主電動機も共通のため支持架部分に至るまで完全に同一である。
- ^ 金属ばね台車装着車と空気ばね台車装着車を混結すると、特にラッシュ時には床面高さに大きな相違が発生することになる。
出典
- ^ 寺田裕一 『ローカル私鉄車輌20年 西日本編』 JTBキャンブックス 186 - 188ページ
- 1 伊予鉄道600系電車とは
- 2 伊予鉄道600系電車の概要
- 3 運用
- 4 脚注
固有名詞の分類
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