京阪バス交野営業所とは? わかりやすく解説

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京阪バス交野営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 04:24 UTC 版)

京阪バス交野営業所(けいはんバスかたのえいぎょうしょ)は、大阪府交野市星田北5丁目55-7にある京阪バス営業所である。社用車に記してある略称は「交」である。

概要

1978年4月1日に枚方営業所から分離し開設した。京阪バスの中では1989年に開設、2008年移転の京田辺営業所の次に新しい。

一般路線バスにおける営業所別の営業路線運行総延長は、走行する自治体数(交野市、枚方市寝屋川市四條畷市大東市[注 1])の割に広めであり、特に交野市は全域、寝屋川市は約7割が交野エリアであるが、2009年以降は総延長トップの座を一旦は京田辺営業所に渡した[注 2]

第二京阪道路とその側道沿い[注 3]に位置し、最寄停留所は「交野車庫」である。但し、発着便の本数は極めて少ない[注 4]。開設よりしばらくは、当車庫発着のバスは存在していなかった[注 5]。星田北六丁目・交野車庫共に1991年4月1日改正での設置である。なお星田駅又は野口停留所より徒歩15分ほどで行く事ができる。

2013年3月16日より京田辺営業所が管轄していた津田サイエンスヒルズ線の一部便も管轄するようになった。なおこれとは逆に17A号経路のうち、津田駅 - 京阪交野市駅 - 河内磐船駅間の一部便が京田辺営業所との共管となった。しかし翌2014年のダイヤ改定で再び全便が交野営業所管轄に戻っている。また2018年4月1日より津田サイエンスヒルズ線は全便が交野営業所に移管されて以降は営業所別の一般路線総延長トップに返り咲いている。

沿革

  • 1978年4月1日 - 開設(同時に門真営業所寝屋川営業所が交野営業所の支所となる)
  • 2002年7月 - 組織改正により香里団地営業所が枚方営業所の支所から交野営業所の支所に変更される。
  • 2010年3月 - 管内でPiTaPaの使用が可能になる。
  • 2022年4月1日 - 香里団地営業所廃止に伴い、同営業所管轄の路線が交野営業所に移管されるが、玉突きで釈尊寺団地線を交野営業所より枚方営業所に、イオンモール四條畷界隈の路線を35号経路を除き門真営業所に移管。

現行路線

営業所が枚方・寝屋川両市域に近いことから管轄路線が京阪バス全営業所中でも非常に多く、路線図では香里地区などの枚方市南部・寝屋川市北部・交野市を軸とする北部地域と、寝屋川市中部〜南部・四條畷市を軸とする南部地域、津田サイエンスヒルズ線の3つに分けられている。主なターミナルは北部地域では枚方市駅南口京阪香里園京阪交野市駅、南部地域は寝屋川市駅(東口)星田駅四条畷駅など。該当項目及び節も参照。

運賃については特記がなければ「1区」大人230円・小児120円である。

香里団地線

枚方市南西部の香里ヶ丘に位置する大規模集合住宅地・香里団地と各駅を結ぶ枚方市内の主要路線。長らく藤田川停留所付近に位置していた香里団地営業所がメインで運行しており、朝夕の1号経路のごく一部や本数の少ない7号経路[注 6]・13号経路のみ当営業所が担当していた。この他2004年までは、同団地内に高槻営業所阪急京都線高槻市駅までの系統も乗り入れさせていた。

2022年4月1日の香里団地営業所廃止に伴い、全ての経路が当営業所管轄となった。これによって交野管内路線において3号経路と5号経路は2つの路線の重複経路番号となった[注 7]

日中は枚方市駅南口2のりばを京阪香里園行き1号経路・枚方公園駅前行き8号経路・津田香里線9A号経路が20分間隔で交互に着発する。

団地のほぼ中央(香里ヶ丘四丁目)に位置する新香里停留所はロータリー上に3つののりばが設置されている形で、1のりばに枚方市駅、2のりばに枚方公園駅、3のりばに京阪香里園行きがそれぞれ停車する。

団地内は複数の系統が複雑に交錯する運行形態のため、のりばが3つ以上設置されている停留所も多い。上述の新香里の他には香里橋、藤田川、五本松(4つ)、香里ヶ丘九丁目、香里ヶ丘(4つ[注 8])が該当する。香里橋 - 藤田川間は津田香里線・釈尊寺団地線も縦断している。

この路線には京阪バスでここだけである深夜降車専用停留所がある。香里ヶ丘三丁目停留所の前後に設置され、藤田川寄りが「けやき1番」、新香里寄りが「けやき2番」とそれぞれ称す。なお、各駅前を21時以降に発車する便のみの取り扱いとなる。

京阪香里園発着

京阪香里園では2のりばからの発車。

  • 1号経路:枚方市駅南口 - 香里橋 - 藤田川 - 香里ヶ丘三丁目 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 香里ヶ丘 - 京阪香里園
    • 香里団地営業所廃止前は主に同営業所の運行で、ラッシュ時に一部交野管轄便があった。
    • 土休日に枚方市駅からの藤田川止まりあり。
    • 京阪香里園側では平日夕方以降に藤田川止まりが多数あり。土休日にも数本運行されている。
    • 2024年4月1日改正まで、枚方市駅の至近に位置する関西医大附属病院始発便が存在した[注 9][注 10]
  • 1C号経路:野口北 - 東香里新町 - 藤田川 - 香里ヶ丘三丁目 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 香里ヶ丘 - 京阪香里園
    • 出入庫系統。平日、京阪香里園発の最終2本は深夜バス。
  • 13号経路:香里ヶ丘八丁目 → 淀見公園 → 公孫樹通 → 香里ヶ丘 → 京阪香里園
    • 2014年9月1日運行開始。
    • 公孫樹通から京阪香里園への唯一の経路。平日朝1本のみ運行。

枚方公園駅前発着

枚方公園駅前発着系統については、朝ラッシュ時は8号経路に加えて5・6号経路が、夕ラッシュ時以降は8号経路に代わって4・6号経路が運行される。なお4・5・6号経路については6号経路の藤田川止めを示す「藤」を除き時刻表の系統表記において通常は漢字や記号が用いられる中「4」などの経路番号の数字が用いられている。

  • 4号経路:枚方市駅南口 - 香里橋 - 開成小学校前 - 五本松 - 公孫樹通 - 香里ヶ丘九丁目 - 新香里 - 五本松 - さつき丘 - 枚方公園駅前
    • 夕方以降に(土休日は朝も)運行される。
    • 藤田川は経由しない。ルートの都合で五本松は2回経由するが、1回目と2回目で停車するのりばが異なる。
    • 運行経路が複雑なため、前面の行先表示機にも主要地点の経由順が表示される。枚方公園行きは「香里橋→いちょう通[注 11]→新香里→枚方公園駅」、枚方市行きは「新香里→いちょう通→香里橋→枚方市駅」となる。この表示形式は他に2号経路や深夜バスを除く3号経路でもみられ、いずれも表示機下部の英語表記は省略される。
  • 5号経路:枚方市駅南口 - 香里橋 - 開成小学校前 - 五本松 - さつき丘 - 枚方公園駅前
    • 枚方市駅発は平日朝のみ運行。枚方公園駅前発は土休日朝夕に運行されている。
  • 6号経路:枚方市駅南口 - 香里橋 - 藤田川 - 香里ヶ丘三丁目 - 新香里 - 五本松 - さつき丘 - 枚方公園駅前
    • 枚方公園駅前 - 藤田川の区間便あり。
    • 朝と夕方以降の運行。土休日の本数は僅少。
  • 8号経路:枚方市駅南口 - 香里橋 - 藤田川 - 香里ヶ丘三丁目 - 新香里 - 香里ヶ丘九丁目 - 公孫樹通 - 五本松 - さつき丘 - 枚方公園駅前
    • 枚方公園発着系統の基本経路。
    • 新香里発枚方公園駅前行きも設定されている。

枚方市駅発着の出入庫便

いずれの本数も僅少。

  • 2号経路:[経路 1] → 藤田川 → 香里ヶ丘三丁目 → 新香里 → 五本松 → 開成小学校前 → 香里橋 → 枚方市駅南口
    • 野口北始発便は5時台に平日2本・土休日1本運行の出庫便。
    • 早朝1便のみ、枚方市駅を起終点とする循環便。
    • 2004年まで、2号経路の一部は枚方市駅を経て阪急高槻へ直通しており、直通便のみ高槻営業所の管轄で、路線名も「枚方高槻線」であった。
  • 3号経路:枚方市駅南口 → 香里橋 → 開成小学校前 → 五本松 → 公孫樹通 → 香里ヶ丘九丁目 → 新香里 → 香里ヶ丘三丁目 → 藤田川 → 東香里新町 → 野口北
    • 深夜のみ運行。平日は3本中2本が深夜バス。
    • 香里団地担当時代は藤田川終着。京阪バス初の深夜バスでもある(深夜料金は1991年12月2日に設定開始)。

津田香里線

1953年9月2日より運行開始された老舗路線。

京阪香里園を起点とし、枚方市南西部の高田地区や交野市内へ向かう。寝屋川・枚方・交野の3市に跨る広範囲をカバーしており、枚方市内からの利用者を中心に乗降客も非常に多い、京阪バス大阪地区を代表する路線の1つ。京阪香里園発車後は高田付近で分岐するまでは府道148号木屋交野線を辿る。

40分サイクルで10分に1本、9A号経路→14号経路→9A号経路→15号経路のパターンで運行されている。京阪香里園 - 高田間は日中でも10分に1本と頻発しており、枚方市駅あるいは京阪交野市駅から京阪香里園方面の区間でも20分に1本は利用可能。

以前は路線名の通り、香里園駅と津田駅を結ぶ系統も多かったが、現在は14号経路のみとなっておりその本数も多くない。この他、京阪交野市駅 - 津田駅の短距離系統も複数あったがいずれも乗車率が低く、2018年2月10日に14号経路に統合される形で8号経路が、2019年12月1日に住吉神社前・幾野四丁目・春日神社前経由の11号経路が廃止となって以降は運行されていない。

京阪香里園では3のりばから発車。京阪交野市駅では行先によってのりばが異なるが、香里園行きは3のりばからの発車となる。

枚方市駅発着

高田で分岐後、終点の枚方市駅まで直進。途中、香里団地内を走行する。

香里団地営業所廃止前は同営業所の運行だったが当時も一部交野管轄便があった。またかつては交野が主管轄だった。この他、2000年9日7日までは枚方市駅を起終点とする循環便[注 12]も存在した。

京阪香里園 - 香里ヶ丘から藤田川 - 枚方市駅の区間の距離・所要時間は香里団地線1号経路に比べて長くなる。

前述の通り枚方市駅では南口2のりばからの発車で、日中20分間隔で香里団地線の1・8号経路と交互に着発する。

  • 9A号経路:京阪香里園 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 新高田 - 東香里新町 - 藤田川 - 香里橋 - 枚方市駅南口
    • 平日朝に高田始発が2本運行される。それ以降は香里旭ヶ丘発8時台まで同停留所始発となる。土休日の香里旭ヶ丘始発は1本のみ。
    • 香里園側では平日朝ラッシュ時間帯に新高田発京阪香里園行きが4本運行される。
    • 平日夕ラッシュ以降、京阪香里園発藤田川止まりが最終含めて3本運行される(土休日は最終のみ)。
    • 平日の最終から2本目及び土休日最終の枚方市駅発は香里旭ヶ丘止まりとなる。

交野市駅方面

高田で9A号経路と分岐後は野口付近で一般道を南下し[注 13]、府道18号に合流し東へ進む。茄子作3丁目付近からの府道18・148号の重複区間を経て、両道が分岐する広野停留所付近から再び148号単独区間となり、程なくして交野市内に入る。

前述の通り日中は14号経路と15号経路の交互運行で、朝夕にこれらを補完する区間便として9号経路が運行される。なお14・15号経路ともに2018年2月10日の新設であり、同日の改正で現在の運行形態となった。

  • 9号経路:京阪香里園 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口[経路 2] - 広野 - 京阪交野市駅
    • かつては京阪交野市駅より先、交野農協前・倉治を経て津田駅まで運行されていたが、この区間は2018年2月10日に廃止された。
    • 京阪香里園 - 高田の区間便あり。
    • 夜間は高田止まりも含め大半がこの経路となる。
    • 平日の香里園発交野市駅行き最終は深夜バス。
    • 上記の交野市駅行き最終の後、京阪香里園から高田方面への最終便として運行される深夜バスは野口から府道18号へ合流せずに直進し、通常の便は乗り入れない交野車庫で終着となる。
  • 14号経路:京阪香里園 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口 - 広野 - 京阪交野市駅 - 幾野一丁目 - 幾野四丁目 - 倉治 - 津田駅
    • 朝時間帯のみ30分、以降はほぼ終日に渡り40分間隔で運行。
    • 津田駅行きは京阪交野市駅では2のりばからの発車。
    • 京阪香里園 - 東香里間各停留所から桜道・津田駅の区間の運賃は「2区」大人260円・小児130円。
  • 15号経路:京阪香里園 - 香里ヶ丘 - 香里旭ヶ丘 - 東香里 - 高田 - 野口 - 広野 - 京阪交野市駅 - 北星田 - 星田四丁目 - 星田駅
    • 昼間のみの運行で、運行間隔は概ね40分に1本。京阪交野市駅(星田駅行き)・星田駅共に1のりばからの発車。
    • 京阪香里園 - 広野間各停留所から星田駅の運賃は「2区」大人260円・小児130円。

河内磐船駅発着

かつては京阪香里園から交野市駅を経由し河内磐船駅へ至る9C号経路[注 14]が設定されていた。19号経路は交野警察署前の路線維持のため、両駅間の経路は若干異なるものの9C号経路廃止に合わせて新設された。

このような経緯から、起終点の京阪交野市駅を除き津田香里線の他の系統とは運行区間が全く重複していない。

  • 19号経路:京阪交野市駅 - 住吉神社前 - 交野警察署前 - いきいきランド交野前 - 河内磐船駅
    • 平日夕方には交野警察署前 → 河内磐船駅の便が1本運行されている。全区間通しの便は昼間に平日2往復、土休日3往復運行されるのみ。
    • 河内磐船駅・京阪交野市駅ともに2のりばからの発車。

交野南部線

星田駅や京阪交野市駅を起点として交野市南部の山間部地域に近い妙見口方面へ向かう路線。

星田駅発着

星田駅では1のりばからの発車。

  • 17号経路:妙見口 → 妙見坂五丁目 → 南星台 → 星田七丁目 → 星の森 → 星田駅
    • 平日の早朝1便のみの運行。
    • 2018年2月10日ダイヤ改定までは往復運行されていた。また妙見口から先、京阪交野市駅まで乗り入れていた。同日の改正までは派生系統となる17A・C・D号経路も存在した[注 15]
  • 50号経路:星田駅 → 星の森[経路 3] → 南星台一丁目 → 妙見口 → 藤が尾団地 → 妙見口 → 妙見坂五丁目 → 南星台 → 星田七丁目 → 星の森[経路 4] → 星田駅
    • 2022年10月22日ダイヤ改定で新設。従来運行されていた45B号経路・51号経路の大半の便が当経路に置き換えられた。
    • 昼間1時間に1本の運行。
    • 12時台まではコモンシティ星田後回りで、13時台以降は先回り。妙見口方面の循環ルートはどちらも右回りで、20号経路とは逆回りとなっている。
  • 51号経路:星田駅 - 星の森 - コモンシティ星田
    • 50号経路の補完。ラッシュ時のみの運行。

京阪交野市駅発着

2018年2月10日改正で河内磐船駅発着(昼間のみ交野市駅にも乗り入れ)の16号経路[注 16]が新設されたが、2022年10月22日ダイヤ改定で現行の20号経路に置き換えられる形で廃止された。

京阪交野市駅では1のりばからの発車。

  • 20号経路:京阪交野市駅 → 京阪交野タウン → 藤が尾団地 → 妙見口 → 南星台一丁目 → 星田七丁目 → 南星台 → 妙見坂五丁目 → 妙見口 → 藤が尾団地 → 京阪交野タウン → 京阪交野市駅
    • 全時間帯1時間に1本で、一方循環。19時台の終発は2回目の妙見口が終着となる。

寝屋川団地線

寝屋川市内の主要路線の1つ。寝屋川市中部から東部にかけて広がる団地群の住民の生活路線で、寝屋川市駅から寝屋川団地へ向かうものと京阪香里園から三井団地・三井秦団地へ向かうものに大別される。

かつては寝屋川市駅と京阪香里園の駅間をビバモール寝屋川・三井団地経由で結ぶ24B号経路[注 17]が運行されていたが、2018年2月10日の同経路廃止以降は寝屋川市駅発着便と京阪香里園発着便は三井秦団地周辺で重複するのみで実質的に別の路線となっている。三井秦団地におけるのりばも全く異なる位置にあり、前者ののりばは府道18号枚方交野寝屋川線上に、後者ののりばは三井が丘中央線上にそれぞれ位置している。

寝屋川市駅発着

寝屋川市駅付近から寝屋川団地付近まで、府道18号を直進する。比較的短距離の路線だが利用者は多い。

日中20分間隔で運行され、基本は寝屋川団地発着の21号経路、一部枚方市内の高田一丁目まで延長する形で21A号経路が設定されている。

寝屋川市駅では東口2のりばからの発車。

  • 21号経路:寝屋川市駅(東口) - 八坂神社前 - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - 寝屋川団地
    • 基本となる経路で、開設当初は枚方営業所の管轄。交野営業所開設時に移管された。
    • 平日は寝屋川市駅に発着する全路線の中で最も終発時刻が遅く、東口では唯一の23時を過ぎてからの発車となる[注 18]
  • 21A号経路:寝屋川市駅(東口) - 八坂神社前 - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - 寝屋川団地 - 高田一丁目
    • 寝屋川団地から交野車庫への回送ルートを一部旅客化する形で、2019年12月1日改定より新設された出入庫便。延伸区間はいずれも枚方市内の府道18号上に位置する(そのため当路線は寝屋川市内完結路線ではない)。
    • 停留所位置の関係で、高田一丁目行きのみ寝屋川団地口に2回停車する。
    • 日中のみの運行で、寝屋川市駅発が5本、駅行きが6本の80分間隔で設定。

京阪香里園発着

寝屋川北部線と重複する区間が広く日中は同路線主体の運行となることから、本系統はビバモール寝屋川発着の25B号経路のみが1時間に1本運行。

その他の時間帯は大半が25号経路となり、ラッシュ時は本数が大幅に増える。

京阪香里園では1のりばからの発車。

  • 25号経路:京阪香里園 - 成田山不動尊前 - 三井 - [経路 5]
    • 三井秦団地発着と三井団地発着の2種類があり、三井秦団地行きと三井団地行きは団地周辺の道路やのりば位置の都合で経由地が一部異なる。
    • 平日朝ラッシュ時は三井秦団地始発も多く設定されているが、三井秦団地行きは平日・土休日共に極僅かである。
  • 25B号経路:京阪香里園 - 成田山不動尊前 - 三井 - 三井団地 - 三井公園 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川
    • ビバモール寝屋川では敷地内のほぼ中央部に位置するAのりばに発着。車内モニターやアナウンスでは「ビバモール寝屋川(中央)」と案内される。

寝屋川北部線

旧寝屋川タウンくるを除き唯一の寝屋川市駅と京阪香里園を結ぶ路線で、寝屋川団地線の2系統のいずれかと重複する区間が多い。日中は20分間隔での運行。

成田山大阪別院明王院同志社香里中・高、市中西部に位置する集合住宅地などバス需要の高いエリアを多くカバーし、かつ寝屋川市駅・香里園駅の両方にアクセス可能な寝屋川市内の主要路線の1つである。ただし平日ラッシュ時を含めほぼ終日にわたり本数はほとんど変化せず、夜間は両駅21時台発までの運行となっている。この点は寝屋川団地線各系統のラッシュ時の増発や、夜23時台(平日)まで運行することによりカバーしている。

寝屋川市駅近辺では寝屋川市行きと香里園行きで運行経路が異なる。

京阪香里園では寝屋川団地線と同一の1のりばを、寝屋川市駅では寝屋川市内線55号経路と同一の東口4のりばを使用する。

  • 22号経路:京阪香里園 - 成田山不動尊前 - [経路 6] - 同志社香里 - 寝屋川警察署前 - [経路 7] - 寝屋川市駅(東口)
    • 2016年12月2日までは寝屋川市駅より先の仁和寺まで運行される便もあった(京阪香里園発の仁和寺行きは寝屋川市駅では西口のりばで乗降扱いを行っていた)。翌日の改定で交野管轄便は全て京阪香里園 - 寝屋川市駅(東口)の運行となった。
  • 23号経路:三井団地 → 三井 → 同志社香里 → 寝屋川警察署前 → 秦北口 → 初町 → 寝屋川市駅(東口)
    • 22号経路の区間便にあたる。平日早朝の片道1本のみ。
  • NS経路:寝屋川市駅(東口) → 同志社香里
    • 2024年4月1日の改正で新設された学生便。
    • 学休期を除く平日8時台に4本運行。京阪バス唯一の、市立中学・高校を対象とした直通便である。
    • 同志社香里停留所はこの系統の開設に先駆けて回転場の整備が行われていた[1]
    • なお学校の本来の最寄り駅は香里園駅であるが、同駅から同志社香里へは途中三井周辺を循環するためバスを利用する場合は寝屋川市駅からの方が早い。

高宮四条畷線

寝屋川市駅と寝屋川市南部地域や四條畷市内を結ぶ路線。

路線単位では門真営業所と共管だが2023年現在の管轄系統は全て異なる。2022年4月1日改定で門真の担当経路が増えた[注 19]

門真管轄も含め、中型車で運行される便が多い。

本路線は大半が初町を経由するが、寝屋川市駅 - 初町間に東行きのりばのみ設置されている電通大駅前キャンパス停留所は当営業所管轄の系統は全て通過[注 20]。門真管轄の30A・NS経路のみの停車である。

太秦住宅方面

寝屋川市駅のほぼ真東に位置する太秦住宅を目指す。同停留所には回転場が設置されているがスペースが狭くなっている。距離の短さに対して利用者は比較的多く、昼間は31A号経路が1時間に3本・36号経路が1本ずつの運行。

寝屋川市駅では寝屋川音羽町線・寝屋川市内線(寝屋川管轄)と共に東口1のりばからの発車。

  • 31号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 寝屋川市民会館前 - 高宮 - 太秦住宅 - 太秦東口
    • 朝夕ラッシュ時のみの設定で、太秦東口発は朝、太秦東口行きは夕方以降に数本運行される。それ以外はその1つ手前の太秦住宅で折り返す。
  • 31A号経路:寝屋川市駅(東口) → 八坂神社前 → 寝屋川市役所 → 秦北口 → 秦公民館前 → 太秦東口 → 太秦住宅 → 高宮 → 寝屋川市民会館前 → 秦北口 → 寝屋川市役所前 → 八坂本通 → 寝屋川市駅(東口)
    • 日中のみ20分間隔で運行。
    • 寝屋川市駅 - 秦北口間は往路と復路でルートが異なる。また往路で経由する「寝屋川市役所」と復路で経由する「寝屋川市役所前」は別の停留所だが、路線図上では寝屋川市役所として一纏めにされている。
    • 2015年10月19日までは太秦住宅周辺の循環ルートは現在と逆回り。
  • 36号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 寝屋川市民会館前 - 高宮 - 太秦住宅 - 太秦公園東 - 笠松 - 寝屋川公園駅
    • 日中のみの運行。太秦住宅への運行ルートの都合で豊野浄水場前は2回経由する。
    • 元は片道のみ運行の36C号経路で、2015年10月20日のダイヤ改定で往復運行化・一部経路変更と合わせて現経路番号に変更された。この改定まで運行されていた旧36号経路は秦公民館前を経由していた。

四条畷方面

四條畷市内に乗り入れ、四条畷駅・忍ヶ丘駅寝屋川公園駅といった学研都市線の駅へ向かう(一部は寝屋川市内完結)。

寝屋川市駅では門真管轄便と共に東口3のりばからの発車。同のりばからは門真管轄便が日中1時間に合計3〜4本程度発車するのに対して交野管轄便の発車本数は37(一部35)号経路が昼間1時間に1本前後と少なく、また平日と土休日のダイヤの違いも少ない。

近年ではこれらの系統に関する目立った路線再編は行われていないが、2006年8月28日改定では電気通信大学前(現在の電通大寝屋川キャンパス) - 四条畷駅間で木田・巣本を経由する32号経路や教育センター経由の33A号経路が廃止されている。

  • 33号経路:四条畷駅 → 四條畷市役所 → 砂 → 高宮南口 → 電通大寝屋川キャンパス → 初町 → 寝屋川市駅(東口)
    • 平日1本のみ運行。
    • 2015年10月20日改定より平日1往復の運行となり、2022年4月1日改定からは四条畷駅行きが門真営業所管轄となった後、2023年4月1日改定で門真管轄便が廃止となっている。
  • 34号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 電通大寝屋川キャンパス - 高宮南口 - 高倉 - 寝屋川公園駅
    • 寝屋川市駅発は夕方2本、寝屋川市駅行きは朝夕に1本ずつの計2往復のみ。
  • 35号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 電通大寝屋川キャンパス - 小路北町 - 高倉 - 忍ヶ丘駅 - 畷生会病院 - イオンモール四條畷
    • 2015年10月20日ダイヤ改定時に忍ヶ丘駅 - イオンモール四條畷間を延長。
    • 寝屋川市駅 - 忍ヶ丘駅間の区間便が設定されている。忍ヶ丘駅始発は朝4本、忍ヶ丘駅行きは朝夕に1本ずつ(朝の1本は忍ヶ丘方面の始発便にあたる)。
  • 37号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 電通大寝屋川キャンパス - 小路北町 - 高倉 - 忍ヶ丘駅 - 市民総合センター - 四条畷駅
    • 昼間のみの運行で、朝夕ラッシュ時には設定されない。
    • 寝屋川市(東口)・初町から市民総合センター以北の区間の運賃は「2区」大人260円・小児130円となる。

星田線

星田駅と寝屋川市内各地(主に南側・東側)を結ぶ路線。一部香里団地方面への出庫系統も含まれる。

枚方営業所によって41・43号経路が開設されたことが始まり。交野営業所開設時に移管された。

この路線も、全体的に中型車で運行される便が多い。

星田駅では寝屋川市駅、寝屋川団地行きは2のりばからの発車。ビバモール寝屋川ではB・Cのりばに着発し、寝屋川市駅や学研都市線各駅から同商業施設への足としての役割も担う。

寝屋川団地発着

寝屋川団地から学研都市線方面へのアクセス系統で、45B号経路を基本とする。

  • 45B号経路:コモンシティ星田 ← 星の森 ← 星田駅 - ビバモール寝屋川 - 寝屋川団地
    • 昼間は50分間隔での運行。コモンシティ星田への延長ルートは寝屋川団地発の片道2本のみの設定で、コモンシティ星田へ向かう他の路線と共に星田駅では1のりばからの発車。
    • 派生元の45号経路は寝屋川団地から21号経路と同一ルートで寝屋川市駅へ向かっていた(2011年5月28日に寝屋川団地非経由の46号経路とともに廃止)。
    • 寝屋川団地・寝屋川団地口から高岡 - コモンシティ星田間各停留所の区間の運賃は「2区」大人260円・小児130円。
  • 40号経路:星田駅 - 寝屋川団地
    • 45B号経路の補完で、ビバモール寝屋川を経由しない短絡ルートで星田駅と寝屋川団地を結ぶ。朝夕のみの運行。

寝屋川公園駅方面

寝屋川市駅から星田駅を経由し寝屋川公園駅方面へ向かう。

これらの系統の派生元となる41号経路は現行の41B号経路の三井秦団地 - 星田駅でビバモールを経由しない経路とし、東寝屋川駅(現在の寝屋川公園駅)から忍ヶ丘駅へ向かっていた系統。1999年1月24日の改正までは星田駅には乗り入れておらず、星田(現・星田四丁目)から四条畷駅へ向かっていた。2011年5月28日[注 21]に東寝屋川駅 - 忍ヶ丘駅間を、2012年6月30日に系統廃止となっている。

星田駅から先、寝屋川公園駅・梅が丘・忍ヶ丘駅行きは星田駅では1のりばからの発車。

  • 41B号経路:寝屋川市駅(東口) - [経路 8] - 秦北口 - 秦公民館前 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川 - 星田駅 - 寝屋川公園駅 - 梅が丘
    • 寝屋川市駅 - 寝屋川公園駅の区間便あり。
    • 昼間は45分間隔で、基本的に梅が丘発着と寝屋川公園駅発着が交互に運行される。朝夕は大半が47B号経路の運行となるが本経路の設定もある。
    • 寝屋川市駅(東口) - 三井秦団地間各停留所から打上公園・梅が丘小学校・梅が丘の区間運賃は「2区」大人260円・小児130円。
  • 47B号経路:寝屋川市駅(東口) - 八坂神社前 - 寝屋川市役所 - 観音橋 - 三井秦団地 - ビバモール寝屋川 - 星田駅 - 寝屋川公園駅 → 忍ヶ丘駅
    • 朝夕のみの運行。41B号経路と異なり、寝屋川市駅行きも八坂神社前・寝屋川市役所を経由する。寝屋川市駅 - 三井秦団地は寝屋川団地線と同一ルートとなる。
    • 三井秦団地 → 寝屋川公園駅、三井秦団地 → 星田駅間の区間便あり。忍ヶ丘駅行きは平日1本のみで、三井秦団地始発である。寝屋川市駅 - 忍ヶ丘駅を直通する便がないことから、路線図では同一の経路番号でありながら寝屋川市駅 - 寝屋川公園駅の系統と三井秦団地 → 忍ヶ丘駅の系統が区別されている。
    • 三井秦団地 → 忍ヶ丘駅の便は、2019年12月1日改定より土休日は星田駅までの運行となった。

香里団地方面出庫便

元々は枚方市駅と星田地区及び四条畷駅を結ぶ系統であった。

交野市駅を経由する43号経路と経由しない43A号経路の2系統があり、いずれも41号経路と同様に2006年8月28日ダイヤ改定までは星田(現・星田四丁目)から先、東寝屋川駅・忍ヶ丘駅を経て四条畷駅へ運行されていた。同改定では星田駅発着と交野車庫発着に変更され、2015年10月20日ダイヤ改定時に東香里新町 - 野口間で新高田と高田を通らない経路となった。

その後、43号経路は2020年10月9日ダイヤ改定時に交野車庫 → 京阪交野市駅のみの運行に変更され、2023年9月9日廃止[注 22]

一方43A号経路は2020年改正で交野車庫始発のみとなり、2022年には経路上に野口北停留所が新設され一部便は同停留所始発とされた。

以上の系統変更・区間短縮が重なった結果、現在は星田線の他の系統との重複区間・停留所が存在せず、香里団地・枚方市駅方面への出庫系統として数本残されているのみである。

  • 43A号経路:交野車庫 → 野口 → 野口北 → 東香里新町 → 藤田川 → 香里橋 → 枚方市駅南口
    • 交野車庫発は平日早朝の4本のみで、他は野口北始発(平日2本、土休日1本)。

津田サイエンスヒルズ線

枚方市北東部の国道1号線沿いに広がる津田山手への路線。2005年12月22日に枚方営業所によって1・2号経路が新設されたことが始まり。1号経路は現在の3号経路から森下仁丹前周辺の循環路を、2号経路はさらに津田サイエンスヒルズ・高園テクノロジー前周辺の循環路も除いた経路となっていた。2009年11月1日より京田辺営業所へ移管。

2013年3月16日には3・4・4A・5・6A・6B号経路が新設[注 23]され、さらに交野営業所が一部便のみ担当するようになり、交野・京田辺の共管となった。4・4A号経路は河内磐船駅を発着とする点を除き3号経路と同様(4A号経路のみ交野警察署前も経由)。2014年9月1日には当営業所によって管轄されることなく1号経路が廃止された。

なお京田辺営業所は間合い運用として短期間のみ交野南部線17A号経路の一部も管轄するようになったが、この他に交野市内の一般路線は管轄しておらず、またこれらは他の京田辺管轄の路線網との接点もなかった。

2018年4月1日より全系統を交野営業所管轄とした。

2020年10月9日より土休日の運行を取りやめ、全系統が平日のみの運行となった。また4号経路が廃止となった。さらに2022年10月22日の再編で2・4A号経路も廃止。

京阪バス公式サイトではこの路線のみ単独で運行経路図が用意されている[2]

河内磐船駅発着便の5・6B号経路については、同駅前では1のりばからの発車。

  • 3号経路:津田駅東口 → そよ風の道 → スパバレイ枚方南前 → 高園テクノロジー前 → 森下仁丹前 → 津田サイエンスヒルズ → 津田くにみ坂 → やまなみ通り → 津田駅東口
  • 5号経路:河内磐船駅 - いきいきランド交野前 - 交野警察署前 - やまなみ通り - 津田くにみ坂 - 府立北大阪技術専門校
    • 河内磐船駅発が朝2本、府立北大阪技術専門校発が2本のみの運行。学休期は運休となる。
  • 6A号経路:津田駅東口 → そよ風の道 → スパバレイ枚方南前 → 津田サイエンスヒルズ → ブールミッシュ前 → 津田くにみ坂 → やまなみ通り → いきいきランド交野前 → 河内磐船駅
  • 6B号経路:河内磐船駅 → いきいきランド交野前 → そよ風の道 → スパバレイ枚方南前 → 津田サイエンスヒルズ → ブールミッシュ前 → 津田くにみ坂 → やまなみ通り → 津田駅東口

東中振山之上線

2002年4月15日に香里団地営業所によって運行開始。香里団地線等の補完ともいえる路線で、通常の経路番号の代わりに「い」「ろ」の経路名称が与えられている。

2つの系統をまとめてこの路線名が付けられているが、運行経路は全く重複していない。

  • い号経路:京阪香里園 → 光善寺駅 → 東中振 → 香里ヶ丘八丁目 → 淀見公園 → 東中振 → 光善寺駅 → 京阪香里園
    • 京阪香里園では2のりばからの発車。また唯一の光善寺駅に乗り入れる系統である。
    • 香里団地線13号経路と異なり、香里ヶ丘八丁目からほぼ終日利用することが出来るが、所要時間はこちらの方が長い。日中は40分間隔。
  • ろ号経路:枚方市駅南口 - 山之上五丁目 - 枚方公園駅前
    • 枚方市駅では南口3のりばからの発車。
    • 香里団地線の枚方市駅 - 枚方公園駅前間は新香里や公孫樹通、五本松等を経由するが、本経路は宮ノ前橋 - さつき丘間で山之上五丁目を経由するルートで大幅にショートカットする。

成田山初詣線

京阪バス唯一の終夜運転を実施。年末年始に運行され、直行運転を行う。

  • 臨時経路:京阪香里園 - 成田山不動尊前

移管・廃止路線

移管された釈尊寺団地線寝屋川音羽町線については当該項目参照。

田原線

田原線18号経路(田原台一丁目にて)

星のブランコ磐船神社といった観光地へのアクセス路線。

起源は1965年に枚方営業所によって開設された大和田駅及び京阪私市から北河内郡四條畷町(当時)の八ノ坪までの路線である。1976年9月30日、八ノ坪停留所が廃止になり、京阪私市 - 大和田駅の直通へ変更され、同時に大型バスへの置き換えもなされた。その後、当営業所の開業と同時に移管され、京阪交野市駅まで延伸された。1997年8月28日には田原台一丁目から大和田駅方面が廃止となった。

その後も利用が年々減少し、 2008年10月19日より土休日2往復のみの運行となり2023年9月9日ダイヤ改定時に廃止(実質的な最終運行日は2023年9月3日)。

この路線の廃止に伴い、私市駅に乗り入れるバス路線も姿を消した。

  • 18号経路:京阪交野市駅 - 京阪私市 - 星のブランコ - 磐船神社前 - 田原台一丁目

車両

かつては、日野製の大型車が中心であったが、星田駅バスターミナルの開設に伴って開設された星田線40号経路の開設をきっかけに三菱ふそう製エアロスターワンステップの導入を皮切りに、三菱ふそう製の車両も導入されるようになった。

その後、交通バリアフリー法自動車NOx・PM法、大阪府流入車規制に対応する車両の置き換えに際して両社ほぼ均等に導入を進めた結果、現在ではいすゞ・日野・三菱ふそう製のそれぞれ大型車(いすゞ・日野製のみ)、中型長尺車、中型車が所属している。かつては中型短尺車も所属していた。

また、2018年4月1日には津田サイエンスヒルズ線と寝屋川音羽町線の移管、津田香里線11号経路の新設に伴い、日野製の小型車が京田辺営業所から2台、寝屋川営業所から4台転入している。更に2020年10月に山之上東中振線が香里団地から移管したため、小型車が5台転属してきたが、2021年3月に寝屋川音羽町線が寝屋川に移管したため、小型車が3台寝屋川に転属している。

他の営業所との重複区間

  • 枚方営業所 - 枚方市駅南口 - 藤田川間、津田駅付近。
  • 高槻営業所 - 枚方市駅南口 - 官公庁団地間。
  • 寝屋川営業所 - 寝屋川市駅東口 - 寝屋川市役所間。
  • 門真営業所 - 寝屋川市駅東口 - 高宮口間、イオンモール四條畷 - 忍ヶ丘駅 - 四条畷駅間。

参考文献・出典

  • 京阪バス「輝く明日へ-この20年の歩み-」 1992年
  • バスラマ・インターナショナル第120号 特集「京阪バスグループ」
  • 京阪バス 路線バス運行経路図(各改正時に配布)

脚注

注釈

運行経路に関する注釈

  1. ^ 野口北始発と枚方市駅南口始発がある。
  2. ^ 基本は交野市駅へ向かうが、京阪香里園からの深夜バスの1本はここから交野車庫へ向かう。
  3. ^ 13時台以降の便はここからコモンシティ星田へ向かい、再度ここまで戻ってから循環ルートに入る。
  4. ^ 12時台までの便はここからコモンシティ星田へ向かい、再度ここまで戻ってから星田駅へ向かう。
  5. ^ 三井団地行きは三井 → 三井が丘 → 三井団地となり、同停留所で終着。三井秦団地行き及び京阪香里園行き(三井団地発・三井秦団地発ともに)は三井が丘を経由せず、三井 - 三井団地 - 三井公園( - 三井秦団地)という経路で運行される。つまり京阪香里園発三井団地行きのみ、三井が丘経由となる。
  6. ^ 寝屋川市駅行き・京阪香里園行きともに三井 → 三井が丘 → 三井団地 → 三井となる(三井は2回経由し、1回目と2回目で異なる位置に停車する)
  7. ^ 寝屋川市行きは秦北口 → 初町を、香里園行きは八坂神社前 → 寝屋川市役所を経由する。
  8. ^ 寝屋川公園駅方面行きは八坂神社前 → 寝屋川市役所、寝屋川市駅行きは寝屋川市役所前 → 八坂本通を経由する。

その他

  1. ^ 四条畷駅バス停のみ
  2. ^ 同営業所は2017年3月17日改定と2018年4月1日改定の2回の改定による路線の廃止や移管で一般路線のエリアと総延長を大幅に縮小している。
  3. ^ 星田北5交差点付近
  4. ^ 発車便は平日の早朝4本、到着便は平日の深夜バス片道1本のみ。
  5. ^ 当時の最寄停留所は「北星田」であった。
  6. ^ 香里園発着の循環便で、新香里を軸に五本松 → 開成小学校前 → 香里橋 → 藤田川と経由し新香里・香里園へ戻る経路。2010年10月23日に新設され、2020年10月7日の運行を最後に廃止。
  7. ^ 津田サイエンスヒルズ線。ただしこれらが同一地点で共存することはない。
  8. ^ ただし内2つは津田香里線ののりばでこの路線は使用せず、片方は寝屋川市内。
  9. ^ 病院行きは1A号経路を名乗っていた。病院の玄関前まで乗り入れる系統であったが、2022年以降は平日1往復のみとなっていた。
  10. ^ かつて関西医大附属病院(当時は関西医大枚方病院)には枚方営業所も松井山手駅・樟葉駅から出屋敷線26・39号経路の派生経路にあたる26A・39A号経路を、穂谷から枚方尊延寺線70・71号経路の派生系統にあたる70A・71A号経路を乗り入れさせていたが、廃止された(26・71号経路は枚方市駅発着便も含めて現存しない)。本系統同様、病院行きのみ行先番号にAが付されていた。なお当時は病院行きは枚方市駅北口3のりばに停車しており、同停留所ではのりばこそ異なるものの行先の全く違う高槻営業所のJR高槻行き1A号経路と経路番号が重複していた。
  11. ^ 正式名称は「公孫樹通」だがここでは一部ひらがな表記となる。
  12. ^ 藤田川を軸とし、高田 → 香里ヶ丘 → 新香里と循環(9B号経路)
  13. ^ この近辺の府道148号は一方通行。
  14. ^ 2012年6月30日ダイヤ改定前は幾野四丁目から津田駅へ向かっていたが、交野警察署の開設に合わせて経路変更。2018年2月10日の改定で廃止。
  15. ^ 津田駅 - 京阪交野市駅 - 河内磐船駅 - 妙見口 - 南星台 - 星田駅を単純往復する17A号経路、交野市駅発着で河内磐船駅・妙見口・南星台・星田駅・星田四丁目を経由する循環系統の17C号経路、17C号経路の経由地から河内磐船駅を除いた17D号経路があり、後者2つは右回りと左回りがあった。
  16. ^ 起点・終点の両方またはいずれか一方を河内磐船駅とする便のほか、南星台 → 河内磐船駅、河内磐船駅 → 妙見口 → 南星台 → 妙見口の区間便もあった。
  17. ^ 2012年6月30日ダイヤ改定時に三井団地発着から京阪香里園発着に変更
  18. ^ ただし深夜バスではない。また土休日は高宮四条畷線31号経路が最も遅い。
  19. ^ 門真19A、20A号経路(19、20号経路と30号経路を統合し寝屋川市駅 - 四条畷駅を直通運行)新設により20・30号経路から撤退。これにより高宮口以南では交野管轄便の設定がなくなった。30号経路は設定当時は交野営業所のみ→交野と門真の両営業所の共管を経て2022年4月1日より門真に完全移管した。
  20. ^ 同じく初町を経由する路線に寝屋川北部線があるが、こちらは西行きのみである。
  21. ^ 同日改正で三井秦団地 - 忍ヶ丘駅の41A号経路も廃止。
  22. ^ 田原線の出庫系統として土休日1本のみの運行となっていた為、実質的な最終運行日は同年9月3日。
  23. ^ 6A・6B号経路以外は平日のみ運行のため実際の運行開始日は18日

出典

  1. ^ バス停「同志社香里」がシンプルになってる”. 寝屋川つーしん. 2024年4月20日閲覧。
  2. ^ 運行経路図 | 路線バス | 京阪バス株式会社”. www.keihanbus.jp. 2023年2月25日閲覧。

座標: 北緯34度46分33秒 東経135度40分1秒 / 北緯34.77583度 東経135.66694度 / 34.77583; 135.66694




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