五大方言と新共通語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 02:39 UTC 版)
ロマンシュ語には五大方言があり、それぞれが大切に扱われてきた。スルシルヴァン方言(Sursilvan)、スツィルヴァン方言(Sutsilvan)、プテール方言(Putèr)、スルミラン方言(Surmiran)、ヴァラデル方言(Vallader)である。しかしそれでは不便な面もあるので、1982年以降、おもに言語学者ハインリッヒ・シュミット(Heinrich Schmid、1921-1999)によって後述の共通ロマンシュ語「ルマンチ・グリシュン」(Rumantsch Grischun、「グリシュン州のロマンシュ語」の意味)が提案されて、賛否両論で侃々諤々の議論の末、2010年代にはこれを育てて行こうとする方向へ向かってはいる。
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