久津輪敏郎とは? わかりやすく解説

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久津輪敏郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 03:13 UTC 版)

久津輪 敏郎(くつわ としろう、1941年 - )は、日本の電子工学者大阪工業大学名誉教授、電子クラブ第4代会長[1]工学博士(大阪府立大学)。電子情報通信学会関西支部元評議員。元高度情報化技術研究会会長。元CAD・CG研究会副会長。元プリント回路学会査読委員。   

専門は、ディジタル回路設計・論理回路CADシステム、SoC高速演算

経歴

1966年大阪工業大学工学部電子工学科卒業。1973年大阪府立大学(現在の大阪公立大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了、工学博士(大阪府立大学)。大阪工業大学工学部電子工学科助手、助教授を経て、1984年同学科教授。2002年同学部電子情報通信工学科教授、図書館長。大阪工業大学工学部(電子工学科・電子情報通信工学科)にて30年以上の長きに渡り教鞭を執った。大阪工業大学電子クラブ第4代会長も務め、2007年同大学名誉教授[2][3]。2020年瑞宝小綬章を受章[4]

主な所属学会は、電子情報通信学会IEEE、高度情報化技術研究会、CAD・CG研究会、プリント回路学会など。主な受賞は、日本設計工学会論文賞(1998)、ソフトウェアコンファレンス優秀賞(1992)など。 

主な著書は、「基礎教育・コンピュータ設計・製図, 第2巻-CADの実際」(共著、共立出版1987、学術書)、「論理回路工学」(共著、共立出版1994、学術書)、「ディジタル回路設計」(共著、共立出版1997、学術書)など。

主な研究

  • ニューロンMOSFETによる電子回路設計
  • 電子デバイス・電子機器の設計支援システムの研究
  • ハードウェア記述言語によるLSIの設計と試作
  • システムレベル設計手法、ハードウェア・ソフトウェア協調設計およびFPGAへの実装と評価
  • 音声認識技術を用いたLSI設計環境の構築

脚注




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