後深草院二条とは? わかりやすく解説

後深草院二条

(中院雅忠女 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 16:46 UTC 版)

後深草院二条(ごふかくさいんのにじょう、正嘉2年(1258年)- 不詳)は、鎌倉時代中期の女性。『とはずがたり』の作者とされている。没年は嘉元4年(1306年)以後とされる。


注釈

  1. ^ 正式な后妃ではなく、いわゆる召人である。
  2. ^ 吉田精一は、後深草院の二条に対する愛情には父性愛のようなものが含まれていたのではないかとしている。(吉田, 1972)
  3. ^ 志村有弘 編『天皇皇族歴史伝説大事典』(勉誠出版、2008年)の亀山天皇の項(執筆者:児玉喜恵子)にある西園寺瑛子の解説(P582-583.)には、瑛子の本当の母親は二条であるとする記述がある。

参照

  1. ^ 吉田(1972)pp.157-161
  2. ^ a b c d 松村雄二『『とはずがたり』のなかの中世』 臨川書店 1999年 ISBN 4-653-03588-1 pp.56-63.


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