中野木の辻切りとは? わかりやすく解説

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中野木の辻切り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 05:57 UTC 版)

中野木の辻切り(なかのきのつじぎり)とは千葉県船橋市中野木で行われている行事である。辻切りという風習は名称、形態、時期などは地域によって異なってくるが、中野木では毎年初午(2月最初の午の日)に行われる。1997年(平成9年)船橋市指定無形民俗文化財

概要

鎮守の八坂神社に集まり、東西2組に分かれ、大蛇を1匹ずつ作製する[1]。完成すると長さ5m半程になる大蛇は、本殿前にとぐろを巻き、向かい合わせに据えられる[1]。その蛇に御神酒を飲ませる直会のあと、東西それぞれ4~5人で大蛇をかかえ、集落の南西と北東の道路脇の立木に巻きつけるものである[1]

1972年(昭和47年)以前の資料がなく、起源は不詳だが、一説によると100年以上前から行われている[2]。中野木の辻切りはワラ蛇の作りが大きく、古態を保つと考えられている[1]

船橋市指定無形民俗文化財であるが、中野木の住民以外にあまり知られていない[3]

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脚注

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