中本牧リトルシニア
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中本牧リトルシニア(なかほんもくリトルシニア)は、神奈川県横浜市中区に本拠地を置く、リトルシニアのチームである。
概要
本牧海釣り公園に隣接する場所に専用の練習グラウンドを所有する。
1978年の創立[1]以来森野将彦、小池正晃、乙坂智など、多数のプロ野球選手を輩出しており[2]、1995・2024年のジャイアンツカップ優勝[3]、2004年の第32回日本選手権優勝[4]など、全国屈指の名門として知られている[5]。森野は中学校進学時に中本牧リトルシニアを選んだ理由として、横浜で一番レベルの高いチームであると考えていたことを著書で語っている[6]。
監督である村上林吉が自らチームを立ち上げて以降、40年以上にわたり指揮を取り続けている[2]。村上はリトルシニアでの活動は「甲子園への通過点と考えて指導している」と語り、3年生の夏大会終了後には監督と選手両親の面談によって進学先が決められる[7]。小池と小山良男は、全日本選抜に選ばれた際に当時江戸川南シニアに所属していた松坂大輔を横浜高校へ進学するよう勧誘し[8]、横浜高校が春夏連覇した1998年の甲子園では、延長17回の死闘となったPL学園との試合で決勝2点本塁打を打った常磐良太と小山、小池は「中本牧三羽がらす」と称された[9]。
2024年4月1日、「第30回日本リトルシニア全国選抜野球大会」において26年ぶり2度目の優勝を果たした[10]。
主な出身選手
- プロ野球
- 社会人野球
- 女子プロ野球
脚注
- ^ 「中本牧リトルシニア チーム紹介」『中本牧リトルシニア』。2017年4月22日閲覧。
- ^ a b 「中本牧リトルシニア「史上最多の3回目の優勝へ」」『高校野球ドットコム』2017年3月1日。2021年6月14日閲覧。
- ^ 「野球 ジャイアンツ杯全国少年最終日 中学生、神奈川・中本牧が初優勝」『読売新聞夕刊』1995年8月24日、3面。
- ^ 「中本牧リトルシニアのチーム史 (PDF)」『中本牧リトルシニア』。2021年6月14日閲覧。
- ^ 「柳田悠岐を彷彿とさせる注目の大器。Y校復活へ投打で鍵を握る笹川吉康。」『Number Web』2020年8月12日。2017年4月22日閲覧。
- ^ 森野将彦『使いこなされる力。』東京ニュース通信社、2020年、54頁。ISBN 978-4-06-521225-7。
- ^ 「シニアリーグ(栄冠めざして 99夏:1) 高校野球 /神奈川」『朝日新聞 神奈川版』1999年7月4日、29面。
- ^ 「【高校野球100周年 激闘の記憶】その時、松坂は泣いていた」『サンスポ』2015年8月3日。2021年6月14日閲覧。
- ^ 「(あの夏)横浜×PL学園:11 みんなで行こうぜ 高校野球」『朝日新聞』2015年1月27日、18面。
- ^ 「【リトルシニア】中本牧26年ぶりV 永山浬主将「全国完全青覇目標。1つ達成できてよかった」」『日刊スポーツ』2024年4月1日。2024年7月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 中本牧リトルシニア 公式
- 中本牧リトルシニア (nahahonmoku) - Facebook
- 中本牧リトルシニアのページへのリンク