下総層群とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 下総層群の意味・解説 

下総層群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 23:26 UTC 版)

下総層群(しもうさそうぐん)は、関東平野一帯に分布する浅海性の堆積層である。

概要

第四紀更新世中期から後期更新世の浅海性の堆積層で、下位から地蔵堂層、藪層、上泉層、清川層、木下層などからなる。これらは、河川成砂礫層、内湾成泥層、含貝化石浅海成砂層、海浜成砂層など、海進相から海退相までの堆積サイクルを示し、かつて関東平野一帯にあった古東京湾での氷河性海水準変動の制約を受けた堆積物による地層と考えられている。

参考文献

  • 地学団体研究会 編 『新版 地学事典』平凡社、1996年。ISBN 4-582-11506-3

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下総層群」の関連用語

下総層群のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下総層群のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下総層群 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS