上殿神経の障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 15:04 UTC 版)
歩行において、立脚側の中臀筋、小臀筋は、股関節を外転させる力を働かせて骨盤を水平に保っている。上殿神経の障害によってこれらの筋肉が弱ったり麻痺したりすると、骨盤の遊脚側が下がる。これをトレンデレンブルグ徴候陽性といい、このような歩行障害をトレンデレンブルグ跛行や中臀筋歩行という。両側の麻痺では体幹を左右に振るよちよち歩行・動揺歩行が生じる。
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